韓国スーパーで初めて生チナムルを見かけたので、早速買ってみることにしました。
生チナムル
まさかカナダの暖かい地方でチナムル(シラヤマギク)が生えてるの?と思ったら、韓国産と書かれていました。
所々少し痛んでいましたが、お値段が意外と高くなかったこともあって購入してみました。あまり需要がなさそうで、悪くなったら捨てられちゃうのもかわいそうだなって一瞬気になったってこともあります。
夫が釜山にいる義母に作り方を聞いてくれたので、やり方をイメージして早速調理。
シオモニの生チナムル用ヤンニョム
シオモニ(義母)の生チナムル用のヤンニョムは
●味噌、コチュジャン・・・テーブルスプーン各半分ずつ、
●醤油、砂糖、ニンニク、ごま油・・・各ティースプーン1ずつ
●ゴマは適量
シオモニ「基本の割合はこんなものだから、あとは味をみて調整してね」だそうです。夫もそんな感じで大雑把に味をみます。ずっと料理をしているので感覚が備わっているのでしょうね。羨ましいです。
さっと茹でてダデギと混ぜます。
完成。
うちの義母はコチュジャンも自分で手作りするような人で、うちが使う市販のものとは味が全く違うと思うんですよ。だから参考になるかなぁ?どうかなぁ?とやや疑問に思いながら作りましたが、食べてみると生チナムルの味付けバッチリで美味しかったです。さすがお袋の味〜。ナイス、シオモニ!
買ってきたお惣菜などと一緒にビビンバ にする
生チナムルとキノコ(ヒラタケ)のおかずができたので、買ってきたお惣菜と作り置きしてあったおかずとで食べることにしました。
乾燥チナムルから作ったおかずが2つ入っているものがあったので、夫がそれを選んでいました。チナムル好きだから2個入りはとても嬉しいです。
チナムル以外に入っていたお惣菜は、ほうれん草とトラジ※、コチュジャンソースです。
※トラジ・・・調べたところ桔梗の根っこのことのようでした。
えっ、桔梗の根っこを食べるの!?
・・食べました。ほろ苦い味でえぐみがややありました。
さて、夫が卵を焼いてくれたのでビビンバにすることにしました。
並べてみました。
スープは私が好きなもので、鰹出汁と昆布と生椎茸でとったいつものシンプルなものです。このスープは飽きないので私だったら毎日でも飲めそうです。
接写してみました。
コチュジャンソースは味付けが好みじゃなかったとのことで、夫が別に作っていました。
チナムルの味と栄養
生チナムル(シラヤマギク)は春菊のような味がしました。ややクセがあるので好みが分かれるかと思われますが、とても健康に良いのだそうです。
日本語では食用としてのシラヤマギクの情報がヒットしなかったので、夫に韓国語で調べてもらいました。
チナムルには豊富なビタミンKと無機質カルシウムが多いのだそうです。骨に良く、骨粗しょう症に効能が期待できるのだとか。他にナトリウム、解毒作用を含んだカリウム、高血圧にも良いとのことです。
翻訳BY韓国夫
他のチナムル飯:
おわりに
今回の野菜ビビンバも美味しかったです。
生チナムルの大人な味もヒラタケもビビンバに合いますね。野菜たちの爽やかさがいい感じに融合してくれるので、この変わり種ビビンバも好きになりました。夫は韓国海苔とキムチと玉ねぎの炒め物も入れていましたよ。
残念ながらトラジは味付けがあんまりだったので、残ったものは表面を洗い直して夫が再度味をつけ直すことにしましたが、それ以外の3つは美味しかったのでお惣菜も買って良かったと思います。うちの地方に韓国スーパーが存在してくれているだけでも十分ありがたいです。
こちらは豚キムビビンバです: