韓国人の知り合いから手作りのカクテキをいただきました。
元フライトアテンダントの韓国人
彼女は韓国の航空会社で働いていた元フライトアテンダントさんで、最終的には国際線のファーストクラスを担当していたそうです。ひょんなことからその彼女とカナダで知り合いまして、以降ちょくちょくホームメイドものを交換する仲になっています。
年齢は50代後半でしょうか。うちの夫のことを「息子♪」と言いながら、夫婦共々可愛がってくれています。
料理は40代でカナダに渡ってから始めたそうですが、手作りにこだわりがある方で、料理好きの夫と、全く料理に興味のなかった私にいつも良い刺激を与えてくれます。
手作りのカクテキ
彼女の手作りカクテキです。
うちのものに比べると水分が多いですね。発酵が進みよく味が染みていそうです。
カットはいちょう切りになっていますね。
器の周りが汚いのは、私が持って帰るときに手でプラプラ持ち歩いていたからです;彼女の問題ではありません。
拡大してみました。
綺麗な色をしています。薄めに切ってあって食べやすそう!
好みが分かれるようですが、彼女は早く浸かるように薄切りにしていますね。一方、夫は歯応えが欲しいとのことで、大きめに角切り(?)にしています。
彼女はソウル出身で夫は釜山出身なので、地域や家庭による違いもあるのかもしれません。
お皿に出してみました。
食べてみると、うちのこってりずっしりしたものとは違っていて、やや酸味と炭酸っ気があり爽やかな味でした。辛味はほんの少しピリッとくる程度で、辛いものが得意でない私でもついつい手が進んでしまうといった感じで、とても美味しかったです。
作り方が違うので、これまた好みが分かれるようですが、彼女はうちのカクテキの方が美味しいと言ってくれました。
日本人同士だったら気を遣ってくれたのかな?って思いますが、だんだんと仲が良くなってきたこともあり、彼女は正直に意見を言ってくれるようになってきたので、本当に気に入ってくれたのかもしれません。だとしたら、チェジュ島の大根を使ったことが大きいかと思われます。
カクテキ作りの過去記事:
美味しい大根の見分け方
そうそう、彼女から教えてもらったんですが、大根は緑の部分が多い方が美味しいんですって!特にカクテキ作りをする場合は、なるべく緑色部分が大きくて濃いものを選ぶようにするといいよとのことでした。
目から鱗じゃありません?今まで緑の部分が少ないのを一生懸命探していました。笑
全く正反対のことをしていたとは驚きです。
おまけ
ある日のうちの夕食。この日はズッキーニとヒラタケのチヂミでした。夫は粉物でもお米を食べる人なのでよそってあります。
さて、我が家の手作りカクテキはこんな感じになりました。
味は美味しいと言えば美味しいですが、私にはちょっとニンニクがきつく感じます。体には良いのでしょうけれど、生ニンニクの元気がありすぎて負けてしまいそうです。もうちょっと発酵が進むのを待ってから頂こうかと思います。
一方、夫は満足しているようなので、味覚や好みの違いですね。
国もそうですが、地域、家庭、個人によっても、味や好みが全く違っていて面白いですね。