残念ながら、買った魚が美味しくなかったので、チゲっぽい料理を夫が作っていました。
ジョギをリメイク
韓国ではポピュラーなジョギという魚を韓国産だということで買ったんですが、あまりにも味が・・・だったので残りは冷凍庫に長いこと眠っていました。ジョギって美味しいものとそうでない物の差が大きいような気がします。
と言うことで、今回は韓国夫が残りのジョギをリメイクしてみることに決めたようです。
ジョギのチョリム
「チョリムは'煮る'とかそんなような意味」だと夫が言うので、これは「ジョギの煮付け」と言ったところでしょうか。
美味しくない魚はよくこのチョリムなどにリメイクして食べるんだそうです。
ところで、夫は海の町釜山出身ということもあり、お肉よりもお魚が恋しいみたいです。今住んでいるカナダでは内陸地なので、肉は安価で豊富でも、魚は高価で、しかもあまり新鮮なものがないんですよね。無い物ねだりかも知れませんが、私も魚が食べたいなぁと思うことはよくあるので夫の気持ちはよくわかります。
韓国夫が作るチョリムの作り方
さて、チョリム作りです。
乾燥した大根の葉っぱ(韓国から輸入)を水に戻してからお鍋にジョギと一緒に入れます。
キッチンのライトを当ててみました。写真だとやや赤く見えますが、実際は黄色っぽい色の魚です。
今回のダシは昆布だけみたいです。コチュジャン・コチュカル・ネギ・醤油・ニンニク・大根・玉ねぎ・梅エキスなどを入れていました。
って、梅エキス!?
梅エキスは韓国料理でよく使うみたいです。
夫曰く、特にチョリム(煮付け)によく使うんだとか。
砂糖でもいいそうですが、梅エキスの方が味に深みが出てなお良いんだそうです。お母さんの味ということでしょうか。
やっぱり辛いものになりそうです。
量は結構アバウトでいつも「このくらい〜」とかって入れています。大丈夫かしら。
これに水を入れて30分ほど煮込んだみたいです。
ジョギ
ジョギは日本ではあまり見かけないような気がしますが、韓国では高級魚的な扱いであるようです。
日本語では「イシモチ」とか「キグチ」というようです。地域によっては食べるところもあるのかしら。私が知らないだけかもしれませんね。
出来上がり
出来上がりました。
煮付けということで平皿に入れてますね。
この緑色のお皿はウクライナ人の元クラスメートから頂いたものです♪
一方、私は辛いものが体質的に食べられないみたいなので、卵焼きでいただきました。
少し拡大してみました。こんな感じです。
今回買ったコチュカルが辛すぎたので、夫が食べても少し辛いみたいです。コチュカルも物によって結構辛さが違うんですね。
おわりに
魚自体の味は相変わらずだったようですが、濃い目の味をつけたことで全体的にはイケる味になったようです。「(大根の葉と大根は魚の)ダシがよく出て美味しい」と言っていました。
特に写真を撮ろうとかブログに書こうとも思っていなかったんですが、夫が「写真撮らなくてイイの?」って私を呼びに来ました。自分の料理にブログで反応がもらえることが嬉しいみたいです。
反応してくださる皆様ありがとうございます。そして夫にも、ブログネタ提供ありがとう〜。
以上、美味しくない魚のリメイクで、ジョギのチョリム(夫作)でした。