結局、夫の好きな日本の食べ物って、ザ・男飯なんですね。 唐揚げを作ったらそんなことを思ったので、今回はうちの韓国夫の好きな日本の食べ物と、意外だった苦手な食べ物を紹介します。
鶏一羽からのこだわりがある韓国夫
久しぶりに唐揚げをしました。
夫が鶏一羽まるごとから捌いてくれたので、そこから唐揚げにしてみました。
部位ごとに売られているものに抵抗があるのかなんなのか、うちの夫は一羽丸っと買ってきて、そこから自分でカットして料理することが好きなようです。
そろそろ捌くための包丁を買ってあげようかな?なんて思うほどです。
丸ごとチキンの写真を撮り忘れたので、参考程度に前の記事からイメージを貼り付けておきます。
食べ慣れていないものは苦手
ところで、うちの夫は韓国人なんですが、日本も日本食も大好きだとは言え、日本人が好むものを何でも食べられるわけではありません。
私もどれだけ練習しても、韓国料理の辛さに慣れることができないように、幼少の頃より親しんできた味でないと、体が受け付けないことがあるようです。
煮物が得意ではない韓国夫
例えば、「煮物」はあまり得意でないようです。
せっかく作っても、彼が手伝って食べてくれないと余ってしまうので、最近ではあまり作らなくなってしまいました。なので、副菜は彼の好みに合わせて、キムチやバンチャン(韓国惣菜)など韓国ものが多いです。韓国の食べ物は夫が自分で作ります。
たまに例外がありまして、『切り干し大根とお揚げ』の煮物は気に入ってくれたようで、「アレ、また作ってくれる〜?」と聞いてくれました。韓国にも似たような食べ物があるようです。
現在住んでいる土地では切り干し大根を見かけないので、次回は秋〜来年あたりに日本へ旅行に行った後になってしまいそうですが、、、笑
こちらで切り干し大根を見かけたら、また作ろうと思います。
韓国夫が好きな定番の日本のご飯
そんな韓国夫の好きな日本の定番ご飯は、牛丼、トンカツ、ハンバーグ、唐揚げ、照り焼きチキン、豚の生姜焼きなどのザ・男飯です。
「何食べたい?」と聞くと、あまり韓国料理が作れないっていうこともありますが、私へのリクエストはこのあたりの食べ物が多いです。
ガッツリいきたいというのは、日韓共通なんでしょうか。
特に、牛丼は週一くらいのペースで食べたいほど好きなようで、日本に行く時には、必ず牛丼屋さんへも立ち寄ります。
意外な定番ものが食べられない韓国夫
意外なのは、カルボナーラなどパスタはあんまり好みではないようです。食べることはできるけれど、わざわざ食べたいとは思わないレベルなようで、毎日パスタでも良い私は食の壁を感じます。しかも、自分の得意料理は、パスタとオムライスなので見事に撃沈で、初めて知ったときは相当落ち込みました。文化の差というやつですね。
他、カレーもあまり好きではないようです。
理由は、以前住んでいた家が影響していることもあるんですが、カレーを食べたいと言ってきてくれたこともないのは少し寂しい気がします。
食べられなくなった原因:
このブログを書いた時からかなり時期が経っているので、自分はまたカレーを食べるようになりましたが、夫は今でもあんまりなようです。
ただ、日本のカレーは一般的な韓国人からは大人気なので、やはりうちのケースが特殊だと思われます。
おわりに
今回作った男飯の典型、唐揚げも好評で良かったんですが、お吸い物に注文がつきました。
夫は毎食スープがつく文化で育ったので、うちでも大抵何らかのスープをつけることが多いですが、今回は楽して簡単によく出汁のでるものということで、椎茸入りのお吸い物を作ったところ、夫が小さな声で言いました。
「俺には、キノコ少なくしてくれる・・・?」
椎茸が良い味出してるのに!
やっぱり今日も文化差を感じます。