Life in Bloom

カナダ在住。韓国美容法や民間療法、漢方、東洋医学的な考え方が好きで実践中。韓国ネタやカナダでの生活をメインにした雑記を書いています。

主婦という考え方は受け入れられない / 逃した魚は大きかった

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いつまでもプラプラしているので、周りから「働きなよ?」と軽くプレッシャーをかけられる。

 

※前半の主婦話が長い且つやや暗めなので、長文が面倒くさい人は「逃した魚は大きかった」って見出しから読んでね

 

主婦という考え方は理解されない・・

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私の住んでいる土地は『カナダで一番主婦率の高い州』だとどこかで読んだことがあるけれど、一般的に北米では『健康な人間が働きに出ない』という考えは受け入れられないようだ。

主婦の定義とクオリティがそもそも日本のそれとは全く違うので、主婦という考え方自体が理解されないようなところがある。

子供がいれば託児所へ預ければいいし、子供の送り迎えが必要ならそれをしてくれる人を頼めばいい、掃除が億劫なら掃除してくれる人を、犬がいるならドックウォーカーを、食事作りが面倒ならデリバリーかテイクアウトの食べ物をオーダーすればいい。

こんな考え方があり、そんな雰囲気がある。

子供がいてもそうなので、健康体で子供がいない私が働きに出ないなんてことは、異常事態のような扱いを受ける。(言い方はソフトな人が多いけど・・)

ここで「実は土地転がしてますん」とか言えたら良いんだけど、なんせ一般人なのでね。笑

 

(日本人なので、日本的な完璧な主婦を目指す大変さはわかるっていうか、むしろ自分だったら道が果てしなすぎて無理だろうなんて思ったりするけどね・・)

 

というわけで、主婦は働きに出ない言い訳には使えないので、一応オンラインでプログラミングを学んでる(遊んでる)だとか、ブログ書いてる(書いてない)だとか、在宅ワークをしている(していない)だとか、日本へ行くことを控えたカナダ人に面接指導をしている(これはホント)だと言っても、結局はちゃんとまとまったお金になることをしていないわけで、「健康で英語もできるのに(できない)なんで働かないの?」となる。

 

これは文化の差だ。

 

働いて、主婦業はサボればいい

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勉強したいなら働きながらすれば良いし、生き抜くためにとりあえず何でも良い、最低時給でも良いから仕事を見つけること。

人間は労働によって生計を立てるものだ。

という考えがあるわけだけど、北米の会社では業績や景気によって簡単にレイ・オフが行われることが多いので、収入源が一人だけでは不安だという考えが根本にあるのかなぁ、と。

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あと、単純に財布が別々なところが多いっていうのもある。(文化や背景による)

 

文化差と両立の大変さ

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うちは韓国の義母・義理姉・長男の嫁と三人揃って専業主婦なため、夫から働けというプレッシャーをかけられたことはないし、文化的なもので許される部分もあるのかもしれない。

ただ、北米にいながらもそれに甘え、勉強をできれば続けていきたいと思っていたのは事実。

また、働きたいと思っても都合の良い仕事はなかなか見つからないし、バイトと学業の両立は想像以上に大変だった。

両立していた頃は、バイトをやめるか、学校をやめるか、そんな考えが常に頭の中をグルグル巡っていた。

しかし、それもやめてしまって、次に何を学ぶか考えが定まっていない私には言い訳できる余地は何もない。

 

健康なのに働きに出ない私は、皮肉を込めて周りから『ペット扱い』である。

 

不景気を理由に

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何を言っても、そもそも文化差により周りに理解されないので、最近は同じ質問をされるたびに「探しているんだけどなかなかねぇ・・」と答えるようにしていたし、それはあながち嘘でもない。

景気と土地柄、現在ローカルの白人でも仕事がないような状態が続いていて、州失業率も悪い。

カナダ全体として失業率がやや回復している、だなんてニュースを観たけれど、もしかしてフェイクニュースなんじゃないか?って疑問に思っちゃうほどだ。

というわけで、こう言うと相手が「今はなかなか難しいね・・」と大抵素直に理解してくれる。

 

ローカルでも最低賃金労働が目立つ土地

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実際うちの住んでいる土地は、エリアにもよるかもしれないけれど、最低賃金系でも普通にローカルの白人が多い。

ティム・ホートン(格安コーヒーチェーン店)に入っても全員が白人ローカルってことも珍しくないので、外から来た人にとっては、この不景気下では知り合いがいないとティム・ホートンで働くことも難しい。(基本縁故採用)

フードコートや特定のエリアなど、場所によっては多様性のあるところももちろんあるけれど、それでも西海岸から来た人は白人率の高さに驚くようだ。(私もそうだった)

 

不景気とレイオフ

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ちゃんと現地大学を出ていたって、なかなか就職が難しいっていうのは何も移民だけの話ではない。

アメリカ人でアイビーリーグを出ていたって、臨時的な仕事を長くしている人が知り合いにいる。

誰でも知っているような超大手企業で働いていた人だって、景気によってレイオフされてしまって、スーパーやドラッグストアでレジ打ちをしていたりする。

カナダの人たちは、そういう身の上話なんかをしてくれる人が多いのだ。

ローカルが移民枠まで流れてくるので、元いた移民たちは居場所をどんどんなくしていく。

沢山の人がこの土地から去っていったという経緯には、こういった土地柄と景気が背景にある。気候もある。

 

(最低賃金の仕事を掛け持ちしていることを嘆いている方のブログを拝見したが、どうか誇りを持ってほしい。英語の苦手な日本人が英語圏でいくつも仕事を持つことが出来、生活を保てるほどに働くことが出来ているのはすごいことである・・!少なくとも私はアナタを誇りに思います☆)

 

 

逃した魚は大きかった

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で、何を書こうかと思ったかというと、逃した魚は大きかった!という話。

ごめんね。ちょっと前半暗くなっちゃったかも。

数行で終わりそうだったので、社会だとか景気の背景なんかを書いて話を掘り下げてみたんだ。

 

そういうわけで、専業主婦は受け入れられないという考えがあるので、夫はどうも職場で「ワイフは何してんの?」って同僚から聞かれると、「仕事探し中だよ」っと答えているようだ。

確信はないけれど、多分そう。

 

何って、たまに「バイト求人の貼り紙を見たよ」なんてテキストが夫の同僚から写真付きで夫へ送られてきたりするからだ。

それらはデリだったり、ピザ屋だったり、健康ジュースバーだったり、スイーツ屋だったり、あるいは中国人経営の和食屋だったりする。

結局は応募したところで、ローカルが先に採用されそうな気がするけれど、、なんて考えちゃうのは被害妄想か。

 

夫は職場では働かない私のことを嘆いているのかもしれない。

 

珍しいお誘い

先日は、珍しい話が来た。

 

夫のボスのパートナーが市役所の何かの部門で人事をしていて、人を探しているというのだ。

 

「キミのワイフ、仕事をまだ探してるならいい話があるよ!市役所管轄で時給$35だぜ?働く気ない?」

 

おおお。こういうところでいきなり縁故採用話ってくるもんなんだ!

この土地では、こういうことは白くない移民第一世代には一生縁のない話だと思っていたので心底驚いた。

夫の働きのおかげですね。ありがたや。 

 

ボスには何度か会ったことがあるし、カナダでは私がホスピタリティー畑を耕していること(が多いこと)も知っているはず。 

時給に思いっきりつられそうになるけれど、ところで、市役所管轄で私ができることなんてあるだろうか?

 

工事現場で「SLOW」って書いたプラカードを持って立つ人しか思い浮かばない。

 

夫が仕事内容を聞くと、要するに『パーキングアテンダント』的な仕事だった。それのパートタイム(週3,4出勤)だそうである。

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ボス曰く、

市の管轄の駐車場で基本はパーキングの案内をする。

VIPなんかがきたら、代わりに彼らの車を駐車させておくだけだ。

キミのワイフは高級ホテルの経験があるから、スムーズにVIP対応ができるだろうし、うってつけじゃないかな?と。

 

ところが私、こんなありがたい話を泣く泣く断わざるを得なかった。

 

 

何って私、車の運転ができない(T_T)・。泣

 

日本のから書き換えたので、免許はあるけれど・・・

 

 

車の練習を急いでしようと思ったが、本採用までの猶予はMAX二週間だというので、運転歴よりもペーパー歴の方が長い私にはとても「SURE!」とは言えなかった。

練習に2,3ヶ月は多分必要な上に、VIPのベントレーだとかマセラッティーだとかカイエンだとかいうような、わけわからん高級車を運転する自信なんて10年経ってもつかなそうだ。

 

嗚呼、運転さえできたなら・・・

 

しかし、運転ができないことには働けないので、この話は無くなった。

 

ボスは家族で車を5台所有しているような人なので、まさか運転ができない人がいるとは想像もしなかったようだが、この世には運転をしない人もできない人もいるんですのよ。

 

逃した魚は大きかった。

 

右側通行・左ハンドルの運転が怖いからと、長い冬の間の路面凍結が怖いからと、普段から練習していなかった自分が悪いけれど、これは本当に残念。

 

・・・。

 

さ、気持ちを切り替えて、最低時給のバイトでも探すか。

 

できればドックウォーカーか、花屋か、プール監視員のバイトがしてみたい。