歌を聴いたり歌ったりすることにハマっている。
先日は「さだまさし」にハマっていると書いたが、その後は断然「尾崎豊」だ。
尾崎豊にハマり中
カナダの主婦と言えば、昼間は「The Social」なんかを観てガハガハ笑っていそうなものだが、最近の私は尾崎の歌をひたすら聞き返し、歌い、どうにかして彼と同じ声が出ないものかと試行錯誤している。
ついでに言えば、ギターと大きめの白いTシャツとボロボロの色褪せたジーンズが欲しくてたまらない。
モノマネしまくり
この熱の上げようと言ったらもう恋に近いものがある。
尾崎に近づくために、ギターを弾けないのに約二小節ごとに動かす彼の左手の指の動きを追って真似してみたり、ピアノをまたはじめてみようかと考えてみたりしているのはまだ序の口で、仕事から帰ってきた夫に尾崎口調で話しかけ尾崎をよく知らない韓国夫を困らせている。
韓国夫は尾崎豊を知らない・・
夫は「I love youの人」だということは理解したようだが、我ながら気持ちの悪いことをしているものだ。
が、どこかで、夫が敵対視しそうなジャニーズかなんかのモノマネをするよりはいいだろうと思っているフシがあるワタシ。
尾崎入っちゃうワタシ
それにしても「尾崎豊」はいい男だ。
ちょっと不良っぽい感じ。
それがまたたまらない。
だからと言って、実際に結婚する相手が盗んだバイクで走り出しちゃうような人だと困るので、夫になった人は品行方正かつ四角四面な真面目で良い子ちゃんなわけだけど、たまには冗談の1つも言っておくれよ、小野暮な御犬様と言いたくなってしまう。
っと、尾崎入っちゃう私である。
『震えている』
ユーチューブで自動的に上がってくる曲がほとんどなので、聴いているのは尾崎だけではないのだけど、いくつかの歌を聴いている中で、
路上の隅で寒さに震えている のが 尾崎豊、
会いたくて 会いたくて 震える のが 西野カナ、
いつも震えていた のは スガシカオのアル中の父さんの手で、
ふるえる君を心で感じる のが 小林克也だということがわかった。
同じ「震える」って言葉でも、歌い手によって表現方法が全然違っているのが面白い。
対義語はなんだ?
歌詞からは少し離れるが、尾崎の歌詞にやたらと猫が出てくる。
「どら猫」の対義語は何だろうと気になって検索していたら、
どら猫はなかったが、『泥棒猫』の対義語が『警察犬』で、
『コアラのマーチ』の対義語が『ゴリラのレクイエム』で、
『うざぎは寂しいと死んじゃうんだよ』の対義語は『ゴリラは孤独を背負い生き抜く』、だという言葉が出てきた。
他にもあるわあるわ、ネット上に並ぶ創作された対義語たち。
尾崎の世界観はぶっ飛び、腹筋が崩壊した。
そんな感じの、寒波に震えながらも小さな幸せを噛みしめた30代の夜。
夫の横でパソコンを開いていると、バレンタインの話を書けとうるさいのでこのあたりで。
ではでは。