Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

最近の学生生活

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  一応カナダで学生をしているので、たいていの一日が学校を中心にまわっている。

とはいってもパートタイムに変えたので、だいたい週4日は勉強をして、1日はやりきれなかった家事や課題を片付け、残る2日は休むことにしている。

 

 専攻を変えた後の学校生活は、残念ながら予想通り、私にとっては何の面白みもない。

会計に対して一切の興味が沸かないので、今の1セメスターだけ受けたら、何か違うパソコンの基礎的なものを学ぶつもり。

自分の場合、大学の専攻を好きな教科である社会関係を選んだように、将来タメになるものよりも、好きなものを優先して選ばないとかなりしんどい。

マネジメントのような社会科と多少関連している授業は楽しみだけれど、会計基礎はどうしても鬼門。基礎知識も経験もないので力を入れて頑張らないといけないのに、内容が全く頭に入ってこない。

先生の延々と続く独壇場に、よくもまぁあんなに早口で噛まずに口が動くなぁなどと思いながらぼんやりと話を聞いているうちに、いつのまにかこっくりこっくりと船を漕ぎはじめてしまう。会計の授業ではこのように意識と無意識の狭間をさまよっていることが多く、ひどい時は沖へ出たままなかなか帰ってくることが出来ない。

そんな調子なので、家での学習がメインとなってしまうという悪循環だが、こういった場合、これはやはり自分には向いていないなァという結論になる。

やりたいことしかやりたくないこの性格をどうにかしたいと思うのだけれど、三つ子の魂百までってやつなのかしら。全然ダメ。

「子どもかよっ!」と呆れた様子の夫に言われるが、私からすれば勉強はある程度楽しくあるべきで、そうでなければ続けることが難しい。

このセメスターだけやり終えたら、興味のある方へベクトルを修正しなおしますわ。

 

 しかし、今のところ成績は悪くない。

これは単純にパートタイムにしたためで、フルタイムと比べるとだいぶ時間が多く取れるからですね。

相変わらずリーディングが苦手なので3度4度読み返すのは当たり前で、さらにグーグルに音声で読み上げてもらったり、声に出して音読してみるなど、色んな方法を試して理解に勤しんでいる。一通りそんなことをしてから、宿題だったり課題だったりにとりかかる。

テキストを読み込んで理解することにも非常に時間をとられてしまうし、全部書ききった後になぜだかまた最初から書き直すなんてこともよくあるので、無駄に費やす時間もかなり多いのだけれど、幸い時間はあるのでどうにかやっていけている。

 

 ところで、「求めよ、さらば与えられん」の文化だからか、本当に求めてくる人が多いのよ。

課題の答えを。

 パートタイムのクラスのため、ほとんどの人が働きながら授業を受けている。

ESLから上がってきた人は自分以外に見当たらない様子で、ということは、外国人のみなさまはIELTSか何かで一発で英語要件を満たして学校に入っているということになる。もしくはローカルのカナダ人、とそんなクラスメートの顔ぶれだ。

 私なんぞはわからない英単語の意味を調べて、そこに出てきた単語の意味をさらに調べるなんていうことを繰り返しながらやっているのに、彼女らは辞書を引いている様子さえもない。

 それなのに、こともあろうことか英語ができない私へ救いを求めてくる人がいるのは謎。

 

 課題提出の締め切り前になると、普段は使いもしない敬語で質問テキストを送ってきたり、電話で探ってくる人がいるのだ。

「問4-2がすでに終わっていたら確認したいことがあるのですが、進捗状況はいかがですか?」

「最後の問題3つが難しくて切羽詰まっているのですが、このあたりの解答はお済みでしょうか?教えていただけると大変助かるのですが・・・」

普段の言葉遣いとは全く違うあまりの低姿勢さに、こういう時だけ調子が良いんだから!と思いながらも、相手に「困ってるの・・」とか言われちゃうと、結局教えてしまうのは長女の性ってやつですかね。

でもま、情けは人の為ならずっていうし、ね。

そういうことにしときましょう。

 

と、また新しいテキストがやってきた。

スマホを確認すると、「時間のある時で構わないので、お電話いただけませんか?」とクラスメート。

あちらに用事があるのに電話をしろって言ってくる人は何なのさ!と若干苛立ちながらも、まァ低姿勢だし、お互い様ってこともあるし・・・と電話する律儀なワタシ。

 

 当たり障りのないスモールトークから始まって、彼女が本題に入った。

「ところで、エッセイに行き詰まっているの。これこれこういうふうに書いてるんだけど、そうじゃなくってやっぱりこっちにした方がいいかな?それとも、エッセイって言うしもっと意見を書いていったほうが良い?引用ってどのくらいした?っていうかサ、ねぇ、どうやって書いた?」

まさかのライティングのアドバイスを求めるものだった。

って、こっちが聞きたいよ!

「残念だけど、ライティングはとても苦手なのでアドバイスできることはないよ。逆に教えてほしいくらい。会計の基礎知識がないから、調べてもよくわかんなくて困っているのよ」と言ったところ、

「あら、そうなの」と言ってすぐに電話を切られてしまい、

後に残された私は、スマホを耳に当てたまま、生涯稀に見る脱力感に見舞われた。

専攻は、やはりある程度自力で頑張れそうなものを選びたい。