Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

夫に持病となるものができ、渡韓の可能性が浮上しました

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夫に持病となるものができ、渡韓の可能性が浮上しました。

移民生活から仕事で無理が祟ったのではないかと思います。

一方、学校の方はパートタイムに変えたことで多少余裕ができ、A以外全てF!という精神で何とか勉強についていっています。

この先どうしたもんか・・と、ダラダラ書いています。

※長文です

 

夫に持病ができました

さて、夫の持病ですが、これくらいの歳になってくると、一生付き合っていけなければならない病を抱える人が出てきます。

そういった話は色々なところから出始めているので、「なぜうちの夫が?」とはなりませんでしたが、それでもやはりショックをうけました。

根本的な原因は、個人的には働きすぎとストレスだと思っています。

 

移民一世代のリアル

移民一世代同士の夫婦であれば、海外で一から生活を築き上げることの大変さをわかってくれるのではないかと思いますが、教育を北米で受けていない有色人種が現地人と戦って同じように働けることはほぼないと言って良いほど難しいのが現実です。年齢とは言いません。

また、現地教育を受けることが出来ても、経験がないと雇ってもらえない、雇われないので経験が積めない、下手したらボランティアでさえ数年の経験を求めてくる、一体どうしたらいいんじゃぁぁあ・・という無限ループに陥るのは、何も有色人種に限ったことではありません。

夫は、母国では超競争社会の中でどうにか生き残り、部下を1クラス分ほど抱えていましたが、北米社会にやってきたことで自分の無力・無能さを日々感じているようです。(夫に限らず、こういった思いをしている移民がほとんどだと思います;)

同業界で働けることになったものの、いまだに役職はつきません。それどころか、肌に色のある人は出世コースには乗れない社風であることにすぐに気づきました。それは今も変わりませんし、むしろ年々悪くなっているような気がします。(お隣の政権の影響でしょうか?)北米企業といえど、カナダは移民国家だし違うのでは?と考えていたのは甘かったようです。

役職持ちにカナダ人やイギリス人ばかりが並ぶのは当然のことです。トヨタだとかの日本の大企業や韓国の財閥なんかを見れば納得できますよね。(日産のカルロス・ゴーン氏が当時就任したことは特例でしょう)

このように、外国人よりもまず自国の人が役職に上がっていくのは当然です。

「サムソンで課長に外国人はまず就かないでしょう。(日本で働いていた)うちの会社なんか、外国人では主任どころか正社員さえいなかったよ。むしろ外国人ってアメリカ人の駐在員しかいなかった気がする。うちは外国人だし、それなりにやっていければそれで良いんだよ。十分だよ。働いてくれてありがたいよ。」と言って慰めることしか出来ません。

そういった現実は当たり前のことではあるんです。関連学部卒であっても、それなりの経験があっても、北米(もしくはインドを含む英語教育とみなされる国)で学校を出ていなければ全く意味をなさないので、一般職だろうと、雇用条件がよくなかろうと、カナダ人のようには話せない(訛り持ちの)人が雇ってもらうことができた、それだけでも御の字です。

 

アジア人は技術職が最多

いつだったか、アメリカでスタディーの結果が出ていたと思いますが、人種別の職業と年収チャートを見るとアジア人は「技術者」になる人が圧倒的に多いことがわかります。それはこっち生まれの人でもさほど変わりはありません。(しっくりくるチャートが探せませんでした。気になる方は各自ググって下さい)

韓国人移民だったら、起業する人、お店を持つ人、やっぱり技術者、そして、医者になる人も多いです。また、韓国では大手で役職付きで働いていた知り合いで、カナダではキャリアチャンジをしてマッサージ師になった人もいます。

スタディーの結果にも出ていますが、現地人との様々なハンデを乗り越えるためには技術で勝負だ!っていう精神が形と数値になって現れていますね。

っと、これが現実です。

頭ではわかっているし、プライドなんて言葉は忘れるほど、沢山のことを目の当たりにしてきました。

これは会社の社風や住んでいる土地柄もあるので、一概には言えませんが、例えばこういったことがあります。同等の能力があると評価されていた食品関係の研究者で中華系の方だけがレイオフされたり、某大手ではHRをはじめ他数部門で有色人種のみが何人もレイオフされたこと、代わりに入ってきた人が全員白人であること。また、普段のことで言えば、白人の知り合いと街を歩いている時の周りからの対応の違いなどなど、挙げればキリがないですが偶然とは思えませんね。

『白人に生まれた人はそれだけで人生イージーモード。宝くじに当たったんだ』と言っていた人がいました。

が、しかし、言ったもん損の風潮はカナダにもありますから、社内から声が上がることはまずないでしょう。また、訴えるなどすれば今後のキャリアに響きますから、レイオフされた人は残留権利取りへの争いよりも次を探すことにフォーカスすることがほとんどでしょう。

これらのことなんかは重々承知の上で、移民たちは戦ってきているわけです。

 

海外生活は孤独との戦い

海外生活は孤独との戦いです。せっかく仲良くなれても、土地柄もあるのか、移民はこの土地でやっていくのは難しいからと他州へ引っ越してしまったり、母国へ帰ってしまう人が多いです。

つい最近もEAP時代に仲良くしてくれていた子がオンタリオへ行ってしまいました。その前は、たまに会ってお茶などしてくれていた友人が母国へ帰ってしまいました。その前は、知り合いのご家族が揃ってBC州へ・・・っと、こちらもキリがありません。

こうしてまた人は孤独に陥ります。

両手両足では足りないほどの人が去っていってしまい、新たな友人を作りたいとはあまり思えなくなってきてしまいました。話し相手がいないのは本当に辛い、きついとわかっているのにも関わらず、です。

しかし、どこに移ったとしても、違う問題は出てくるのかなと思うので、州を移ろうという考えは現在はありません。(学校入っちゃったし)

 

韓国行きという選択

というわけで長くなりましたが、夫に持病ができたのは原因があり結果があるということで、無理が祟ったということだと思います。

夫は本当によく頑張ってくれています。

女よりも、男のほうが外での風当たりは強いでしょうから、いかに大変な日々を送っているかということは口に出さなくてもわかります。

思わず、夫に「もう、十分がんばったよ。」「韓国行きという選択も考えても良いんじゃないかな。」と言ってしまいました。

 

カナダでの医療システムへの不安

カナダでの医療システムへの不安って大きいです。

日本や韓国でのように、気になることがあったらすぐに専門医に診てもらうことができる。そんな当たり前のことが、ここでは当たり前ではありません。国が違うのでシステムだとか何もかもが違うのは仕方のないことですが、一生付き合っていかなければならない持病を抱えるとなるとさすがに考えてしまいます。

 

手術のために州をまたぐカナダ人

BC州へ旅行した際、空港で立ち話をした人が言っていました。

「手術が必要なんだけど半年以上待っても順番が来なくてね、良性とは言え腫瘍もどんどん大きくなってるし、もう待てないからとバンクーバーに飛行機でやってきたのさ。それにしても、初めてBC州に来たのが手術だよ。」と50代とみられるカナダ人のお父様。

この言葉が頭の中を駆け巡りました。

 

すぐには診てもらえない現実と不安

すぐには診てもらえない現実。これほど不安になることはありません。

「何かあった時には、韓国で診てもらおうか」なんて夫婦で話し合ってはいましたし、夫は毎年韓国で定期検診を受けていました。

しかし、実際に何かことが起った時に、時期によっては学校のために私はすぐには駆けつけられないかもしれません。

場合によっては、医療費を理由にオプションが狭まる可能性もあります。(結局、プライベート医院を選ぶ人が多いという現実があります)

医療英語がわからなくてスムーズにいかないかしれません。

そうでなくても、すぐに診てもらえなくて手遅れになるケースも巷で溢れています。

カナダの良さは沢山あります。

しかし、医療が問題で、医療システムが非常に不安なのです。

 

どうするべきか・・

そうなったら、もう学校どころではないんじゃないか。

私も働いて、金銭的な余裕を少しでも持ったほうが良いんじゃないか。

それよりも、いっそのこと韓国へ行った方がいいんじゃないか。

それとも、夫の病気を理由に、私はここから逃げ出したいだけなのだろうか。

 

夫の家族は、韓国に戻ることを強く望んでいます。

私のことは『目に入れても痛くないほど大切な末っ子を外に連れ出した悪女』だと思われています。

韓国生活では色々ありましたので、韓国に住んだら私が幸せになれないという理由で、夫の優しさからカナダに住めてはいますが、夫の健康不安があってはカナダにいてもいいものかと考えてしまいます。

どこであれ、旅行へ行くのだとか短期滞在をすることと、現地に実際住むこととは全く違うのです。

韓国に住めば、夫の家族からのサポートは手厚いでしょう。

(嫌ですが)住む家はすでにあります。(貸し出しています)

しかし一方で、壮年の夫に仕事が見つかるかということが一番の疑問です。

韓国の大企業では、そろそろ年齢によるリストラが始まってくる年齢に差し掛かっています。

少し上の世代では、財閥を辞めて起業すべく(?)北米留学を始める人が出てきています。

韓国で転職がうまくできなければ、貧困に陥る可能性も高いです。

ソウルほど職がないので、釜山では私は主婦になるしかないでしょう。

言語にまた苦労するでしょう。

また、子どもを持てという周りからのプレッシャーは相当大きくなるでしょう。

子どもを持てば、子どもは超競争社会の中で戦っていかなければならなくなるでしょう。

仮に産んだとしても、歴史的な背景から、日本人との子どもは不要な苦労をすることになるでしょう。

 

では、どうすることが良いのか。

 

こういったことを考え出すと、勉強どころではなくなってしまいます。

考える時間がもったいないと思うのですが、クイズ(少テスト)の勉強をしていてもどうも集中することができず、効率的には学べていません。

一応今の所はAを取れていますが、この先数年この思いを抱えながら学び続けるというのはなかなかきついです。

1つでも不安を減らすために、好きなホテル業に戻ったほうが良いのか?なんて思います。働くことは大変ではありますが、話し相手ができるので気分転換にはなります。お給与ももらえます。

一方、BAだったら学んでいる人の分母自体が莫大な数なので、どうにか卒業できたところで、下手したら給与も保証も下がります。(勤続年数が長くなったり、資格をとったり、出世できれば上がるでしょうが・・)リセッションごとに職を失う恐怖もつきまとうでしょう。勉強すること自体は習慣づきましたが、興味のないことを学ぶことほどつまらないものはありません。(これは単に、ITかホテルか社会系学部等への未練です)

こういう時、愚痴や悩みを言い合える友人がすぐ近くにいたら、と思ってしまいます。

「色々あるけれどサ、今日話できてスッキリしたし、それでもまた明日からお互い頑張っていこうよ!」なんて言い合えたら、どんなに気持ちが楽になるだろうってつい考えてしまうのです。

 

笑顔で暮らしたい

しかし、それにしても、ブログに書いたことで少し気持ちに整理がついたような気がします。

友達に愚痴を聞いてもらえたような、多少もやもやが解消出来たような気がします。

ところで先日、夫にこう言われてしまいました。

夫は私のことを思って「カナダで住もう」と言ってくれてはいますが、事情が事情だけに考えてしまいます。

先のことは現時点では決められませんが、2人の笑顔多めに暮らせそうな生活を選びたいと思います。

 

おわりに

滞りのない人生を送りたいと思っていても、実際何も起こらない人生なんてつまらない。

多少のスパイスが効いてこそ、人生に面白みが湧くもんだ。

色々あるけれどさ、神様は乗り越えられない試練は与えないとかって言うし、今日ここに書いて少しスッキリ出来たからさ、また明日から頑張ろう。

ね、頑張ってる人、色々あるけどさ、お互い頑張ろうね。

なーんて書いて、結びの言葉としようと思います。

おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとう。