Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

ホテルのバイトを辞めました。残念だけど仕方ない

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タイトルの通り、ホテルのバイトを辞めました。

海外に出て以来ホテルで働くことが多いこともあり、ホテルでアルバイトをすることは私にとって学びであり、気分転換でもあり、趣味でもあるという、給与以外にも得られることの多い大切な時間でした。

カジュアルなのに4回もの面接があり、ここで働いていると言えば人の態度が急変することもあり(笑)、学校に入ることが決まったら遅かれ早かれ…とは考えていたものの、私レベルの英語力で奇跡的に雇ってもらえたことを思うと、辞める決断には数ヶ月かかりました。

 

バンケット勤務ってこんな感じ

私が働いていたのはバンケット部門で、宴会場のスタッフと言ったところでしょうか。

バンケットはスケジュール管理が難しく、突然仕事が入ったり無くなったりするのは常です。ウェディングのバンケット(結婚披露宴)が急にキャンセルになるということもちょくちょくあったりします。

パーティーやフルコースディナーイベントなどだけでなく、宿泊ステイのお客様の朝食会場アテンドとして働くこともあります。というわけで、早朝から深夜まで仕事の時間帯に幅があり、前日3時AMまで舞踏会で働いて、翌朝は9:30~朝食業務なんてこともあります。

 

バンケットで働くことのpros

仕事は楽しいです。

様々な人と話が出来ることは楽しく、またミーハーな性格なので、テレビに出ているようなセレブリティー、ハリウッド俳優、北米で超有名なドラッグクイーン、〇〇卿みたいな方、首相を含む政治家などなど、話したり触れ合えるかもしれないチャンスがあることも嬉しいです。

(写真撮影・接近禁止などのお触れがでることも多々ですが・・)

よくテレビに出ているような街を代表するシェフもいるので、彼らが作ってくれる食堂のゴハンも何でもとっても美味しいです。

北米式の作法やマナーも当然身につきます。

来られるお客様が尊敬できる方がほとんどなので、学びが常に沢山ありました。

バイトでも、スターバックス利用が30%オフになるのも嬉しかったです。

私にとっては、ここで働けることは喜びでした。

 

バンケットのcons:「Black out」(超繁忙日)は絶対に休めない

バンケット部門では、「Black out」と言って超繁忙日に指定された日は休むことができません。

例えば、ファンクションが一日に何度も重なって、同系列グループの他ホテルからヘルプを呼ばないといけないような大忙しの日が年に幾度もあります。こういった日には、いかなる理由があろうとも休むことは出来ません。

あらかじめ年初の時点でBlack outの日はだいたい決められていますが、バンケットでは常に予定変更がつきものなので、日にちが追加されたり減らされたりすることはごく当たり前に起こります。

そんな予測不可能なBlack outですが、厄介なことに予め休みを申請しても休むことが出来ません

だから、当日にどうしても休みたい場合には、「シックコール」をして病欠扱いでドタキャンする人が多いんです。

負の連鎖なので、このシステムだけはどうにかならないものかなって思います。

 

Seniorityも厄介

さらに、ホテル業は何でもSeniority(先輩、先任順位、古参)順で決まるので、入ったばかりの下っ端の希望はまず叶いません

うちの場合、20年選手なんかもうじゃうじゃいるので、入って4年目のカナダ人でも新人扱い。私なんかは顔と名前が一致してくれてるだけでも御の字レベルでした。

というわけで、学生で試験前日であっても、子どもがいて急に熱が出ても、Seniority Levelの低い新人は融通がほぼ効かないのです。

ホスピタリティーはどこでもそうなのかもしれませんが、このSeniorityが結構厄介です。

 

バンケットは融通がきかない

いやいや、学業第一でしょう?ファミリーエマージェンシーでしょう?それくらい会社も考慮してくれるべきでしょうって思うでしょう?それがそうでもないみたいです。

去年のクリスマスシーズンを思い起こせば、生き残っていた学生はほんの数人(のローカル)でした。

シーズン前に何人も雇うんですが、試用期間内にすぐクビになってしまったり、学業や他の仕事との兼ね合いや折り合いの関係で辞めてしまう人が多かったです。

確かに、目をかけてくれていた年下の先輩は大変そうでした。大学をダブルメジャーで学んでいて、試験も倍の数あるのにもかかわらず、普通のバイトより割が良いからと、死にそうになってフラフラのまま毎日働きに出ていました。

今聞いても、その頃のことは何も思い出せないほど疲れ切っていたのだそうです。

これがバンケットで働くことの怖さです。

 

英語がねぇ~・・

学校へ通いながら働く。これをインド人やバングラディッシュ人、ネパール人など母国でも当たり前に英語を使って生活してきた人が挑戦するなら容易いのかもしれません。しかし、英語から程遠い言語を話す極東の地から来た、かつ30歳を超えてから英語を学び始めた私には、甘いと言われてしまうかもしれませんが彼らと同じように学びながら働くことは難しいです。

普通に生活していても「英語まだまだ全然ダメだなぁ・・」と感じることも多いですし、いい加減できるようになっていなきゃいけないリーディングが一番弱い私なので、働きながら、教科書を読みまくって勉強しながら、しかもテストの前日にバイトを休めないと考えると、どう考えても現時点では物理的に無理だという結論に達しました。

 

ボスは引き止めてくれた

これらははじめからわかっていたことではあります。

入った当初はEAPで英語勉強中だったため、面接でもその話での折り合いはついていました。しかし、運良く?メインプログラムに予定よりも早く入れることになり状況が変わったので、辞めることを伝える際には、ボスへ感謝の意を表しつつ真摯的な態度でその旨を伝えました。

ありがたいことにボスは引き止めてくれました。「とりあえず両立に挑戦してみて、それでダメだった時に考え直してはどう?」「Seasonal(季節労働)へポジションを落として、名前だけでも残しておきなよ」などと何度も言ってくれました。

確かに、たまにでも働くことが出来たら、金銭的にも精神的(気分転換)にもだいぶ助かります。

しかし、突然「病欠がでたから今夜出てくれない?」ってのがクイズ(小テスト)やアサインメント(課題提出)前にあることを考えると、(Seniorityが低いので断れない可能性大ということもあり)かなりのストレスとプレッシャーになるのかなぁ・・・と。

 

おわりに

というわけで、残念ではありますが、ホテルでのバイトを辞めるに至りました。

さり気なく、ボスに「リファレンス」をお願いしたところ快諾してくれたので、心の中でガッツポーズでした。このリファレンスが何よりも一番欲しかったものなのです。

クリスマスシーズンにバイトへ戻るか否かは、学校生活の進捗にもよりますが、まずは学校第一優先で生活していこうと思います。

カナダでの仕事の辞め方については、別ブログに書きましたので興味のある方はこちらもどうぞ。

www.canadasumikko.com

というわけで、ホテルでのバイトを辞めました。短い間だったけど、沢山のことを吸収できて代えがたい経験と学びがありました。某ホテルには感謝の気持ちで一杯です。