Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

カナダの新卒就活事情ー新卒の壁

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カナダは卒業シーズン。

先日久しぶりにバイトに行ったところ、数人の学生バイトの同僚たちが卒業を迎えた(迎える)ということを知った。

カレッジか4大かという違いはあるものの、話をした子たちは全員ローカルの白人カナダ人たちで、うち1人は『若者部門:州のトップ30人』なんてものに選出された経歴もある。他にもダブル専攻を取った子や、芸能人もビックリなほどの可愛い子、成績がAしかないなんて子も。さらに彼らは基本的によく働くので、うちの職場じゃないにしてもどこからでもリファレンスを貰えるだろうなといった感じ。

ということで、当然就職もとっくに決まっているのだろうと思っていたけど、意外な話にショックを受けた。

 

その場で話をしていた学生5人のうち、就職が決まっているのは1人だけだった。

海外に興味のある人は聞いたことがあるかもしれないけれど、北米では新卒で採用されることは非常に難しいと言われている。

その噂は本当みたいだった。

 

唯一就職先の決まっている子は「私の専門職はスタートの時給が低いのよ。ここでバイトするよりもずっと低いわ」と嘆いていた。

嘆いていたというのはちょっと違うのかもしれない。

自分だけがフルタイムの職をゲットしているということで、周りの学生たちのことを思ってやや謙遜気味に言ったという方が近いのかも。

カナダ人には周りのことを思いやって発言する人が多い。

 

ダブル専攻を優秀な成績で卒業した子も、州のトップ30人に選ばれた子でさえ就職先が決まっていないというのはショッキングな事実だった。

他に、アイビーリーグを出たけれど、専門職が見つからずにうちで働いているアメリカ人もいる。

 

ローカルのしかも白人たち(コンプレックスありあり)でも仕事が見つからないなんて。いくら経済危機から回復しきれていないこの町だとは言っても、優秀めな白人ローカルではそんなことはありえないだろうとどこかで思いこんでいた。気の利いた言葉がかけられなかったよ。

みんな暗い話になっていくのを避けたがる傾向があるので、仕事中だということもあり今回は全てを話すことは出来なかった。確かに専門も何も違うので共通の就活話も見つかりづらい。私に至っては何の貢献もできないし。

 

ということで、自分はまだ経験がないので一般的な話かどうかはよくわからないものの、通常は在学中にインターンシップだとかバイトとして会社に入ってそのまま採用されるケースが多いと聞く。

みんなインターンシップをしなかったのかしら。

彼らのことだから、目先の小銭稼ぎのためにインターシップや関係性のあるボランティア等に応募しないなんてことはないと思うけど。

アメリカ人の同僚の話で言えば「インターシップには行ったよ。でも、結婚してすぐ外国(カナダ)に来ちゃったから、こっちでの経験もコネクションもなくて仕事がみつからないの。アメリカではアイビーリーグ卒は強みになるけれど、カナダでそれを感じたことがないから落ち込むわ」なんて肩を落として言っていた。

 

日本では「新卒ブランド」なんて言葉があるけれど、北米では新卒にブランド力はゼロであり、経験がものを言う採用プロセスにはむしろ「新卒の壁」があるようで。

新卒で何の経験もないのに、ボランティアに応募しようにも数年の業界経験が求められたりする。

そんなシステムの中でどうやって業界経験を積めば良いのよ?っとずっと疑問に思っているけど、今のところはまだ良い回答をくれる人に出会っていない。

 

「とりあえずは今の職場でバイトを続けながら仕事を探すよ」とその場にいた全員が言っていた。

さらに掛け持ちで昼の飲食店だとか、軽めのオフィスワークと掛け持ちしながら仕事を探していると言っていた人もいた。ベスト30人に選ばれた人は「少し休んでから、院に進むつもり」だと言っていた。

 

自分はまだいつカレッジに入れるかもわからない状態なのに、北米での就活話を聞いたらすでに怖くなってしまった。

新卒の壁かぁ。

とりあえずいつかカレッジに入れた時には、絶対にインターンシップ先を探そうと思った。

それと、今のバイトは月1であっても微妙に続けようとも。

まだ今月末のバケーション申請を承認されてもいないけど。

すでに航空券等全て抑えてあるので、バケーション申請が認められなかったらどちらにしても辞めるしかないけれど、可能である限りバイト先に籍だけでも残しておく方が良さそうみたい。

常にBプランを心に留め置こう。