Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

韓国女性、添削にブチギレ

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カナダのEAPクラスでライティングを取っている。成績や学部にもよるけれど、このクラスが終わったらカレッジ入学が認められるレベルに達するということで、大抵の人がうまく文章を書いている。

 勉強していれば、だいたい自分の今のレベルがわかってくる。自分よりも明らかに文章の上手い人たちの中で鍛えられる。ありがたいことでもあるし、もっと頑張らなきゃいかんと反省もする日々のクラスだ。

 

フィードバックを出し合う

 ライティングクラスとは言え、書いている時間以外は何でもかんでもグループワークをさせられる。トピックについて意見を交わしあったり、書いた文章についてフィードバックを出し合ったり。大抵の場合、席の周りのお気に入りクラスメートらとノートを交換して、意見を出し合う。

 ある程度話せる仲なので、お互いにポジティブな文章を作るために貢献しようという気持ちが強く湧き出てくる。メキシコ女子は単語力が非常に強いので、アカデミック表現や専門用語への言い換え方のアドバイスなんかをくれる。イマイチ文章をフォーマル表現にできないのは、やっぱ単語力が足りないからよねぇと反省しつつ学ぶ。一方、自分はカジュアルな会話は得意なので、カジュアルートーンで書いてよい時の表現やスラング的なもの、他にもことわざ的なものはアイディアを出せる。2人とも文法は最低限を知っているレベルで、アカデミックな文章にすべく開発中といったところ。

 周りの席の女子らとも意見を出し合う。ジョージア女子(旧グルジア)と韓国女子と、あとティーンのインドネシア女子も会話に入ってくるので、みんなでわいわい意見を交換。皆それぞれに良いアイディアを持っているので勉強になるだけでなく、相手の気持を考えながら発言してくれるのでなかなか楽しい。

 

いつものグループじゃないとドキドキ

 ところが、好きな人とだけ関わってはいられないのが現実社会。先生がそれぞれのライティング課題をプリントアウトして、お互いになおすことが本日の課題だとおおせになった。提出者の名前はボールペンでラフに潰されており、一応匿名ということで相手の名前がわからないまま、校正をしないといけなかった。

 

苦手な韓国女性の文章構成を担当することに・・

 私の手に届いたのは、クラスにもう1人いる韓国人で苦手な女性のものだった。

 読んだところ彼女の文章はうまいように感じた。しかし、先生が「完璧なものはなかったから、間違い箇所を探してなおすように」だとか、なおせなおせと何度もあおるように言うので、どうにか2箇所をなおしてみた。1つは私の理解力の問題なのか意味がわからなかった所にアンダーラインを引いてハテナ記号を書き、もう1つは周りの女子達に意見を聞き「ここ違うかも?」という意見で一致した所を微調整。文中のコンマを消し、ここは省略するのはどうなんだろう?という話が上がった主語を入れてみた。(これで1文章)控えめに、小さめな文字で。

 

フィードバック返却

 互いの添削時間が終わると、自分のフィードバックが添削者から返ってきた。みなそれぞれに色んな訂正がされて返ってきている。自分では見つけられない間違いを教えてくれるのは嬉しいけれど、あまり知らない人から直されるというのは、人によって対応の仕方が全く違うのでドキドキもする。

 

韓国女性、怒り炸裂

 添削を担当した韓国人は、自分が直した紙を彼女の添削先の相手に渡しながら、先生のように指導していた。与えられた時間があまりなかったので話すチャンスもないだろうと思い、席にそのまま紙を置いてきた。が、どうもそれがいけなかった。

 しばらくすると、彼女が叫びながらクラス内を歩きまわった。

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「私の添削した人はだれじゃぁぁ?(ゴルァァァァ!)」

かなりの怒り口調だ。

うっわー。と思ったけれど、彼女は追求する気満々な攻撃的な態度だった。一瞬周りの女子と目を合わせた後、腹を決めて自分から名乗りを挙げた。

どう見ても彼女は相当怒っている。どうも自分の完璧な文章を汚されたことに、プライドがへし折られたと感じているようだ。

感情抜きで話してくれたら良いのに、彼女は鼻息荒く、

「なぜ、こことここをなおしたのか理由を言え!」と、今にも噛みつきそうなトーンで顔を近づけて言ってきたので怖気づいてしまった。

 

怒りの彼女への説明

前述の通りに説明。良いアイディアが浮かんだわけではないけど、ちょっと文章がわからなかったので、線をつけさせてもらったこと。それと、自分の理解力の問題でこちらの文章も文法がよくわからなかった。そのために、自分にわかるように書いてみたよと言うことを、なるべくソフトに言ったつもり。

 ・・・なんだけど、彼女はフンっと鼻で笑って、「これはこういう意味だからこう使用したんだ。だから、これはミスではないな?な?」

 と言い、手で”(おまえがなおしたところを)消せっ!”という合図をした。(シッシッ、あっち行けってするようなハンドサインを1回)

なんちゅー無礼儀な人!と思いつつも「ごめんね。」と一応謝ったところ、彼女は「わかればよい。」と、あくまで上から目線でのたまった。・・・わお。

 

周りの女子らが心配してくれる

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 一瞬で年月を数十年隔てたかのように疲労困憊して席に戻ると、周りの席の子たちが心配して次々と声をかけてくれた。その中には、良い方の韓国女子もいる。(この韓国人同士はなぜだか全く話さない。互いに合わんようだ)

 「あぁ、怖かった。まだ腕に緊張が走っている」と言ったら、「彼女攻撃的だったね。」「あの言い方はビビった」「もう少し違う言い方をしても良いのにねー」などと口々に慰めてくれた。

 

彼女の怒りの矛先はスカ

 その後、名前こそ出さないものの、彼女は先生に質問と称して私の添削に対しての猛抗議をしていた。

(・・・!)

 結果、彼女の文章の方がどうも間違っていたようだけど、それに対しての言葉は彼女からは何もなかった。

それにしても、なんでそんなにも敵意を持つかなぁ。確かに、私も感じ良くはしてないけどさ。

というわけで、その日はプルプル震えながら教室を後にした。

 

そういう人なんだよ 

帰り道、「彼女って、もっとリラックスして授業を受けたら良いのにねぇ」と慰めるようにクラウディア(メキシコ女子)が言ってくれた。

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続けて、「道を歩いていて、犬に吠えられたら自分のせいだと思う?」と彼女。

「いや、思わないけど・・うーーん、そう思うこともあるかなぁ」と言ったら、

「彼女はそういう人なんだよ。きっとキッカケはアリーナじゃない。だから気にしないで!」と言ってくれて、その言葉に救われた。

メキシコのことわざか何かなのかしら。

怖すぎ最悪!ガクブル!って思ってたけど、彼女の一言で怒りも悲しみも何処かへ行ってしまった。うん、もう気にしないよ。本当にありがたかった。

 

言葉って言の葉とか言うし、’やまとうたは ひとのこころを たねとして よろずの言の葉 とぞなりにける’ってやつですか。言霊ってものもあるように感じますな。月のものの前にもかかわらず、彼女の一言でイライラともさようならできたし。良くも悪くも言葉には力が宿るなぁと感じた。

ということで、言霊なるものを信じて。

あと3キロ痩せる! と、言葉に出してみた。

あとは言霊、頼むよ~。