Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

日本で普通の生活をしていたら絶対出会えないような人と席が隣になっただけで話せるようになるのは海外生活の醍醐味の1つだと思う

スポンサーリンク

f:id:livingcanada:20180307040517j:plain

学校で仲良くしてくれているメキシカン女性。

仲良くしてくれているとはいっても、遊びに行ったりするわけじゃなくて、授業が終わったら一緒に電車に乗って、駅についたらそのままバイバーイ。

何となく授業で横に座ったり、お互いを見つけたら話したり、そんな感じのあっさりした関係です。(彼女は業後、子供を迎えに行かないといけないというのもあるけれど。)

 

メキシカンってどうかな?って思っていたけど、彼女は真面目で素敵。

ザ・ラテンな明るさはないけれど、よく教育を受けているのがわかる振る舞いと性格。信頼できる責任感とそれに値する能力をも持っているように見える。

 話すことになったキッカケは、たまたま横に座ったってだけ。同年代っぽいということと、きちんと予習をしてくるところなどが親近感を沸かせてくれる。

 

 ところで、そんな彼女は『数学が大好き!』だと自分で言うほど、根っからのリケジョみたいで。

高校を卒業してから長い年月が経っているため、数学のアップグレーディング(英語で高校数学を学び直す)をいずれしなければいけない疑惑の私。それに気付いた時は、この世の終わりかと言うほどショックを受けたことを昨日のことのように覚えている。

「この世から一つだけ嫌なものを抹消してあげるよ」と勉学の神様が言ってくれるチャンスがあるとすれば、『高校数学!』と即答してしまいそうなほどのアレルギーがある。

 

一方、彼女は対照的。

「(アップグレードで)数学を取らなきゃいけないなんて悪夢でしか無いわ~!」っと呟いたら、

「え?なんで?私は数学大好きよ。面白いじゃん!数学と眠りたいくらい。」などと、意味不明なことを言っていた。

彼女曰く、夢の中で数学の問題を解いている途中に朝目が覚めることがあって、そういう日は夢の続きで式を解くことで朝が始まるのだそう。もし覚えていなくて解けなかったりするとスッキリしないので、素晴らしい1日のスタートをきることができないんだそうだ。

マジか。

私の通常生活ルーティーンの中では、そんな人に出会える確率はほぼないので、あまりの驚きに目が飛び出たまま、目玉が零れ落ちそうになった。

 

しかし、それもそのハズ。

彼女って、カレッジの助教授さんだったんだってさ。

ひぃぃぃぃぃ~~

 

エンジニアリングを教えていたそうだけど、一番好きなのは数学で、難しい問題に出会うと武者震いのようにゾクゾクしちゃうらしい。

というわけで、彼女は英語で新たに専攻を学びなおすことに疑問を持っていて、他4大院試の用意も現在並行して行っているそう。

なるほど。そりゃー数学好きですわな。そういう人が理系の学部へ進みますわな~。と、納得。

 

それにしても、理系の人の考え方って本当に面白い。

(※身内以外。理系身内の考えと会話方法は喧嘩の元でしか無い(自分の場合))

お互いに建設的な批判をし、実験してはまたやり直すなどして、切磋琢磨し合うことで成長してきている。論理的で効率的なやり方や話し方をする。

感情で動いてしまいがちな私には、こういった人々の考えや物事の捉え方は新しいだけでなく、学ぶことしか無いと言っても過言ではないほど勉強になる。

 

カナダではクリティカルシンキング力を鍛えることがとても大切であるようで、授業は基本的に「公開処刑」だとか「さらし首」スタイルで行われる。

日本で文系で育った私には、長い間これがとてもつらかった。最近はさすがに慣れてきたものの、それでもまだ遠慮なくバシバシ批判できる人ほどは意見を強く言うことはできていない。(だって、3倍返ししてくる人とかいるもの)やっぱりどうしても、相手が傷ついていないか様子を見ながら、ポジティブ意見多めなコメントをしてしまうんだなぁ。

 

批判はポジティブに捉えることが必要で、ありがたやーと思って糧にして次へと活かしていき、それを繰り返すことで成長していく・・というのが、カナダなのか北米なのかの授業スタイルであるようで。

クラウディア(メキシカンの彼女)もするどい視線でよくコメントしているのを見ると、まだまだ私は甘ちゃんだなぁと・・。

さらに、クラウディアは自分が批判を誰かからされた時にも指摘に納得したら「ありがとう」と、発言者に対してとても感謝しているところも素晴らしいと思う。

クラスメート25人もの前に立たされた上、力強く全身全霊を込めて糾弾されたら、きぃぃぃぃぃーー!と、私ならどうにかなってしまいそうなものだけど。

リケジョな彼女らの頭ン中って、どうなっているんでしょう。

 

そんな人にも出会えちゃうのがEAP。過去には、母国で医者だとか弁護士だったという人にも何人も出会ってきた。政府機関で働いていたとか、国を代表して研究員としてきているとかも、ね。(スゴイ!)

普通の生活をしていたら絶対出会えないような人々とも、たまたま席が隣になっただけで話せるようになるのは、海外生活の醍醐味の1つなのかもしれない。