Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

整形を隠す人々、隠さない人々

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最近は、整形を堂々と公言する人が日本でも増えてきているそうだ。

でもだからと言って、私の周りの日本人が整形の事実を隠したがることに変わりはない。あくまで『していない』『自然とこうなった』で通そうとしたがる傾向があるようだ。

問い詰めるようなことは当然しないけれども。

 

 

韓国生活の中で得たスキル

韓国生活の中で得たスキルに、『簡単な整形なら見分けられるようになった』ということが挙げられる。

特に目は簡単で、よっぽどドラッグクイーンのような濃い化粧とまつげエクステンションででも隠されていない限り、目頭切開、二重切開、三点留めなどははわかる。反対に、アイプチで癖がついた結果二重になった目というのも、線のつき方でわかるようになった。韓国生活の中で、非常に多くのサンプルを日々間近でみてきたからだと思う。

だからどうだとも整形が悪いことだとも思わないが、しいて言うならば、『整形していない』と堂々と嘘をつくことの方に個人的には違和感を覚える。

 

親からもらった身体

親からもらった身体に傷をつけるだなんて・・・。

という日本の考えは、元は儒教の教えなのではないかと思うが、一方、儒教の国韓国では考え方が全く違う。

親からもらった身体だから綺麗にしてあげないと。 

こういうマインドの違いがある。

 

韓国での整形への考え方に驚いたこと

韓国生活の中で、非常に驚いたことの1つにこういうことがあった。

 生まれたばかりの女児の赤ちゃんに、『あぁ、整形してあげないと~』『整形して、この子はアイドルにでもさせようか』などと、口々に周りが本気で言い出すということだ。一方、親も怒るでもなく、『そうねー』と普通に会話をしていたりして。

 私なら『ふんがー!』としばらくブチ切れ噴火を続けそうな気がするが、韓国ではそれは器が小さいと捉えられるのであろうか。とにかく、大きなカルチャーショックであった。

 

目の整形が盛んな韓国

 目の整形がとても盛んな韓国。だからなのか、私の韓国女子の知り合いの中で整形をしていないのは、唯一たまたまナチュラル二重を持つ義理姉だけである。彼女は元AKBの野呂なんとかさんに、目だけではなく全体的にそっくりだ。

 ところで、この義理姉の二重は日本人にとってはやや謎な、東南アジア人のような二重である。が、義理姉、夫、そして義理母も揃って同じ目をしている。一瞬3人揃って整形したのか?と思ってしまったが、どうも南の方(釜山)ということで、日本で言う九州や沖縄系のような、やや濃い目な顔つきだということであるようだ。確かに、釜山には、九州男児のような顔つきをしたメンズが多いような記憶がある。(ソウルはさらっとした顔立ちが多いような)

 ちなみに、韓国人のナチュラル二重率は、民族的に全体の30%以下なのだそうだ。だからどうということはないが、確かに10人出会ったらナチュラル二重は2、3人かそれ以下であるような印象がある。(そして、二重でもさらに大きな二重へと整形する人が多い)これもまた、だから何といったことはないけれども。

 話は戻り、義理兄の奥様も目を整形をしているし、私の韓国女子友らも整形済なのはもちろんのこと、小さな整形を何度も整形を繰り返している子もいる。通称江南オンニ(カンナムねえさん=整形金太郎飴)と呼ばれる整形女子の知り合いもいるが、皆整形したことを隠さないし、『目は基本~』と、韓国女子にやや小馬鹿にされるようなトーンで言われたこともある。

 中には、日本の文化を知っている(学んでいる)がゆえに、隠そうとする人もいることにはいるけれど、基本的には女子同士では整形の事実を打ち明けることが多いような印象がある。

 

イラン人の整形は降鼻

以前のカレッジで、クラスにイラン人が数人いた。何の話がキッカケだったかは忘れたけど、授業中に整形の話になったことがあった。

すると、うち1人が『イランでは目ではなく、鼻の整形が一般的なの。クラスのイラン女子全員(4人)鼻整形したよ!』とあっけらかんとして言った。

やや恥ずかしがる人もいたが、基本的にみな堂々と話を続けてくれて、話の流れで鼻整形の値段まで公表してくれた。

 『$2,000程度』なのだそうで、鼻は低くするための降鼻手術というものなのだそうだ。

 

豊胸手術

 一方、今自分の周りにいる人には、豊胸をしている人が多い。

 これもみな一切隠さない。こんなにも周りに豊胸をしている人がいると、自分もそのうちしたくなるんじゃないかという一抹の不安を覚えるほどだ。ほら、日本人って流されやすいものだから。なお、これについては国籍は限られていない。

 豊胸女子が集まれば、『もっと大きくしたい』だとか、反対に『ちょっと入れすぎたから少し小さくしたい』だとか、『もう結婚して不要だからシリコンを抜きたい』みたいな話で盛り上がる。

 私はこういう時やや気まずいので、『豊胸はやらんっ!』と言い出してくれる人が出ることを毎度心の中で願う。(大抵の場合、整形反対派が必ずでてくる)

 ちなみに、胸は入れるよりも、抜くほうがずっとお値が張るそうだ。

 

豊胸だとは気づかなかったが・・

 実は、一度失態をしてしまったことがある。

 あまりにもスタイルの良いラテン女子がいた。彼女はキム・カーダシアンそっくりの超美人で、理想的な体つきをしていた。胸も大きければ、お尻も大きかった。まあるいお尻は私の憧れで、トレーニングの成果の賜物だと思われる。

 それで、いつの日だったか『どうしたら、そんなにスタイルがよくなれるの?羨ましいなぁ』と言ったところ、思いの外『ムッ!(怒)』とされ、キッと睨まれたことがあった。

 あとで知ったことだけど、彼女はバッチリ豊胸していたそうだ。彼女の出身国ベネズエラは、世界でも整形国として有名な国だったのだそうだけど、それにしても美人の多い国だという認識しかなかったので、人に言われるまで全く気づかなかった。どうやら整形を隠喩され、バカにされた?と彼女に勘違いされたようだ。癪に触ったということらしい。

 同じ女性としては、脱いででももらわない限り、豊胸か否かなんてことはなかなかわからないのに。豊胸だってわかってたら、それこそ何も言わんがな!

 

おわりに

 こう色々な例を挙げてみると、考え方や反応にはバラつきがある。顔の整形も豊胸も、そして公言の可否も、それぞれに文化の違いなのかなぁと。

 最後にもう一度言うけど、自分は整形反対派ではない。やり過ぎは良くないだろうけど、コンプレックスが解消されてポジティブに生きられるのなら、それは素敵なことだと思う。それに、何年か後に自分も『ボトックスしてみたい!』って考える日が来ないとも言い切れない。

 そういう日が来たときのために、あらかじめ守りを固めておこうかと思った次第だが、その時には堂々と私も宣言します!と言い切れないのは、やはり日本人だからなのかもしれない。ただ、いつか整形をしたとして、問い詰められたら『うん、したよ』とは答えそうな気がする。

 私の中で、小さなグローバル化が進んでいるようだ。