Life in Bloom

英語赤点組だった私がカナダで永住権を取得(PNP)。Life in Bloom(人生真っ盛り)という意識で生活するカナダ生活と在住歴のある韓国話をお届けします。

カナダバイト:シーズナル契約から普通のカジュアルバイトに昇格

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その電話を受けた時、「Yes!(うしっ!)」と、思わず声を出して喜んだ。

 

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延長はないだろう 

期間限定の季節労働要員として採用されたバイトなのだけど、最近は規定が厳しくなって、延長は難しいだろうと周りから言われていた。直接、ボスに質問をしてみた時も、「うーん。タイミングよく採用があるか、他のロケーションで採用があれば可能性はあるかも・・」みたいな感じで言葉を濁されていた。

それは、すなわち、”延長はなし”ということだと受け取っていた。

確かに、契約書にも契約期間が書かれていて、そこには延長関係への言及は一切なかった。

 

カジュアルバイト昇格のオファー

そんな中、授業中に電話がかかってきた。出ることができなかったので、授業後にこちらからかけなおすと、ボスが明るい声で話してくれた。

「アリーナ、契約期間は今日で終わりだけど、もっと長く働ける?」

「もちろんですとも!」と、嬉しい気持ちを抑えきれずに返事をすると、ボスは一層明るい声で言った。

「おめでとう!それでは、君はこれからパーマネントのカジュアルとして働いてもらうよ。次回シフトが入っている時に、書類のやりとりにオフィスに寄ってね。」と、ボス。

まさか普通のカジュアルバイトへ昇格できるとは思わなかったので、嬉しさのあまりに顔がニヤけ、キャンパス内だというのに軽くステップを踏んでしまった。

 

自分の立ち位置 

自分の立ち位置というのは、働いていればよくわかる。

ローカルの中にポツンといる私は、英語は全く上手ではないし、専門用語や知識にも課題しかない。フランス語などはもちろんできないし、日本語需要もゼロである。

ローカル英語ではないということで、私とは一切話をしてくれない人もいる。(まぁ、そういう人たちは、カナダ生まれ・育ちの有色人種とも基本的に話さないので、単純に差別なのかもしれない)というだけでなく、事実、職場で自分は間違いなく一番英語が話せない。

暗号のように話すティーンたちの会話には、入れないこともある。(日本のティーンでもそうなのかもしれないけれど、彼らは早口であることはさておき、何でも言葉を略すし、グループ内で作り上げた単語なんかも共有していたりするので、毎度質問をするわけにもいかない)

重いトレーに沢山物を載せて運ぶことも出来ない。

どうみても使えないやつなのだ。

 

仲良くしてくれる職場の人たち 

しかし、ありがたいことに、こんな私とも仲良くしてくれる人達がいる。

健康オタクのおねえさま方は健康コミュニティーに誘ってくれて、KOMBUCHA(紅茶キノコ)なんかを分けてくれたりする。体内のPHレベル7.5以上を目指そうだとか、そんなオタクっぽい話がまさかカナダの片田舎で同僚とできるとは思わなかったので、とても面白い。

分け隔てなく接してくれる学生たちもいる。彼らと学校や授業の話ができるのが嬉しい。そのうちの1人は、2018年度版「30歳以下部門:州のベスト30人」に選ばれちゃっていたりするすごい人だ。優秀であるだけでなく、間違いなくリーダーになっていく人。年下ばかりだけど学ばせてもらっている。

移民系の人たちも、「君はよく働くねぇ」「困っていることなない?」などと声をかけてくれる。日本の中では失格な働き方だと思うけど、それでも、ねぎらいの言葉をかけてもらえたりするというのはとても嬉しい。(ちなみに仕事中のスマホ携帯は可。なんと会社が推奨している。ーSNSで職場環境の良さをアピールしてほしいらしく、仕事中の記念撮影も許可されている。)

サバイブできたのは、間違いなくこういった人たちから上司へのフィードバックのおかげだと思う。これからも私と働いても良いと思ってくれたということであるようで、ありがたい。

存在を無視してくる人もいるけれど、素敵な人も沢山いるので、私はここで働けることを幸せだと思う。

 

カナダ人(ローカル女子)がクビになった 

一方で、驚いたことがあった。私より後に採用された、ローカル女子が「クビ」になっていた。

彼女はまだ契約期間が残っていたと思うけど、それにもかかわらずいなくなった。自ら去っていったのではなく、さようならなのだそうだ。

契約期間中はProbation(仮採用/見習い(期間))といって、常に周りから「ウォッチング(行動を監視)」されているような状態であり、何か問題があった場合は、即クビになることもあると契約書に書かれていたことを思い出した。

彼女は有色人種と訛り持ちに当たりが強かった。英語圏生まれの白人としか会話をしない人で、有色人種へは上司であるかのように振る舞い、故意に仕事を振ってくるような人だった。

私も悔しい思いをしたが、如何せん英語もままならない新人なので、上司へは何も言わなかった。

しかし、結果的に彼女がいなくなったことを見ると、同僚らからの評判も良くなかったのだろう。

(Probation(仮採用/見習い(期間))が残っていると、有無を言わさず「即クビ」はありえる。正式に採用された後だと、簡単にはやめさせられなくなるけれど。)

彼女がいなくなったことで、1つ大きなストレスが減った。見ている人は見ていてくれているものなのかもしれない。マネジメント側の管理体制にも感謝だ。

 

おわりに 

ということで、ありがたいことに、普通のカジュアルバイトに昇格できたことで、今年の抱負/目標をすでに1つクリアできた。

採用された時は、契約終了時に良いリファレンスがもらえるように頑張ろうと思っていたけど、働いていくうちにだんだんと欲が出てきた。どうにか本採用してもらえないかと思うようになって、自分なりに一生懸命働いた。何と言っても、時給・待遇が良いのも、よいモチベーションになった。

結果、正式採用。

これは素直に嬉しい。心が躍る。「思いは招く」ってやつなのかもしれないなぁ。

控えめに言うべきなのかもしれないけれど、許されるのならば、とても誇らしいと言わせて欲しい。