今カナダで学校に通いながらできそうなバイトを探しているんだけど、3つ応募したらなんと3つとも電話がかかってきたので、今回はその体験を書いてみます。
まずはオンラインから応募
今やポジションへの応募はほぼオンラインで受け付けるという時代になりました。カフェとかレストランとかであっても、チェーン店だったりしたら、普通にオンラインからの応募を促されるのだそうです。ホームセンターやウォールマート(スーパー)だって今やオンライン応募が常識。それでも、レジュメをドロップしてくる人は後をたたないのだそうで、それを受け付けるか否かは管理の裁量次第って印象です。
応募数会社の中に知り合いがいれば非常に有利です。オンラインから応募をする際に、その雇用者・職位・支店名何かを聞かれることがあり、選考過程がスムーズにすすみます。一方、私の場合は全く知り合いとかもいないので、普通に1つずつ空欄を埋めていく作業をして応募します。
過去記事:
電話面接で採用担当者が見ること
ありがたいことに運と縁があり、電話は応募した3件ともかかってきました。海外に出て以来、ホスピタリティーで働くことが多いので、今回もそんな感じです。業種を絞ったことが良かったのだと思います。
ところで、この電話面接はスクリーニングインタビューと言って、要するに「足切り」的なものであるよう。短い時間の中での返答と対応で、正しい候補者か否かを瞬時に確認する作業であるそうです。なので、必然的に業界の知識だとか応募者の性格・仕事への取り組み方がわかるような質問やエピソードを求めてきます。
他に、私の場合だと英語が第二言語なので、英語がお互いに通じるかというのも見られていると思います。
それでは実際に電話面接で聞かれたことを書いていきます。
1つ目の会社
パートタイムでの採用募集。普通に当たり障りの無いことを聞かれました。
❏なぜこの会社で働きたいのですか?
❏あなたについて教えてください
❏(極寒地帯なので)通勤はどのようにしますか?
❏今までの経験の中から、あなたがこの業界に向いていると思われる象徴的な経験を教えてください
❏うちの会社・グループ会社で働いたことはありますか?
❏学校のスケジュールと働ける日を教えてください
こんなところでしょうか。
しかし、最後に電話口で
❏今学生だったよね。働く前に4週間の研修があって参加必須なんだけど参加できる?
と聞かれました。そういうことってさ、募集要項に書いてくれるとありがたいんだけど。まるっと1日8時間×4週間も研修に出たら学校クビになっちゃうよー。ということで、折角電話をかけてきてくれたけど辞退することにしました。
2つ目の会社
パートタイムでの応募。質問は2つだけで、返答に問題なければ簡単な質問へと移行するつもりだったのかもしれないけど、問題があったのでお互いに残念ながら・・という形になりました。
❏フランス語はどのくらい話せますか?(カナダは公用語が英語とフランス語。自分の住んでいる土地は英語圏・・)
❏カナダのパスポートを持っていますか?(職務でトラベルを伴う可能性や国の機密を扱う場合聞かれるらしい。もしくは英語の不自由さから落とすつもりで聞いたのかも?)
はい、両方NOです。しかも、パートタイムで応募したと思ったけど、ほぼフルタイムの前提で話をしてきたので、困ったなぁと思いながらの対応。電話をかけてきてくれたこと自体不思議で仕方がないんだけど、よっぽど人が足りなかったということかしら?
応募しているのがホスピタリティーということで、相手はおそらく期待していないながらも、一応他言語の語学力について聞かれることは多い印象です。
パスポートのことを聞かれたのは初めてだったので驚きましたが、他に面接で聞かれたケースを聞いたことがあります。彼はIT系の会社に応募していて、国の機密関係を扱う可能性があるとのことで、カナダのパスポート所持の有無を質問されたそうです。(市とか州に応募してたのかしら?)カナダのパスポート取得意思がないことがわかると、採用を見送られてしまったそうなのですが、国家機密(!)とは・・いやはや驚きました。
3つ目の会社
ここは条件がピッタリ合ったことと、相手も興味を持ってくれたようで20分位電話で話しました。季節労働のポジションで、クリスマス休暇要員です。
❏あなたについて教えてください
❏なぜこの会社で働きたいのですか?
❏働ける日と時間帯を教えて下さい
❏あなたはどんな働き方をしますか?
❏協力的でない同僚がいたらストレスを感じますか?
全部覚えていないけど、あとは仕事の専門的なことを少し聞かれたような・・。
現在、この3つ目の会社でプロセスを勧めています。季節労働ということで、人が欲しいのでしょう。「すぐに次の面接のスケジュールを抑えたいけど、明日とか明後日とかこれる?」って聞いてもらえました。
おわりに
大体電話面接で聞かれることは大方決まっているようで、検索をすればいくらでも質問と回答例なんかが出てきます。それらを参考にして自分の経験に沿った回答をすると良いでしょう。
自分の場合は、他に感じよく声に笑顔をのせて「笑声」で話すことを心がけました。それと、少しのユーモア。お笑い芸人になる必要はないですが、やはり少しの笑いを入れられるとお互いに打ち解けられるので、ふざけていると捉えられない程度に小さな軽い笑いを数回入れました。(業種にもよるかとは思いますが、北米ではユーモアがなぜか非常に重視されます)
次のステップは人事部署のアシスタントディレクターと、応募している部門のアシスタントディレクターとの面接だそうです。さらに最終面接もあって、ジェネラルマネージャーとの面接が控えているのだそう。ひええぇーーー。季節バイトなのに結構プロセス長いのね。さすが大手・・・。うう、やれるだけやってみます。
以上、最初のステップである電話面接で聞かれることでした。ではではー
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