医学的根拠がどうのとかではない、韓国の民間療法的な肌ケアの話です。
韓国人が美肌な理由
うちの夫は超絶美肌、下手な芸能人よりよっぽど綺麗な肌をしている。
夫の母もそうで、陶器のような白く美しくなめらかな肌を持つ、還暦以上古希未満女子。
韓国女子の友もそう。
超絶美肌のアシュリーをはじめ、美肌女子らは、皮膚管理のために美容皮膚科に通いまくってるんだろうって思ってた。
でも、真相は違ったの。
彼女らは、お金をかけずに手をかける。
(ここでは整形の話ではないよ。笑)
例えば、韓国人に教えてもらった洗顔方法についての話を以前書いたんだけど、相当手間暇かけている:
美肌の秘訣
美肌の秘訣は、
1に洗顔、2に洗顔、3,4はストレスフリーで、5に保湿 みたい。
3,4のストレスフリーは、主にストレス発散ってこと。
彼女らが何をしているかというと、内容自体は日本女子らとなんら変わりはない。
歌手顔負けの大声でカラオケで歌いまくったり、お酒を飲みながらバカ話をしたり、ジムでダッシュで走りまくったり、彼氏に八つ当たりしたりすることなどでスッキリし、体の中の毒素を出し切る。
女子って感じよねぇ。
ただし、それを日本女子の3倍以上の声量でする。
マンガのように、建物がグラグラと揺れてしまいそうなほどの突き抜けた大声を出す。
耳が痛いほど。
私の鼓膜は韓国生活で半分死にました。
美肌への執念
で、話を戻します。
とにかく美肌命で、美肌への執念といったら、ノーベル賞レベルの韓国女子ら。
ある日、韓国女子友のアシュリーが鏡を見ながら、ニキビを出そうとしているところに出くわしてしまった。
ニキビって触らないほうが良いんじゃない?
と言ったら、アシュリーはこう言った。
ニキビじゃないよ。ホクロができそうだから出してるの
えっ!?ホクロ!?もっとヤバくない?
大きくなったら自分でしたらダメだけど、これから出てくるやつは自分でするんだよー
非常に驚き、衝撃を受けた。
なのに、今では自分もするようになったのだからふっしぎー 。
民間療法的な考えなのだけど、美肌を持つ一般の韓国人たちはこれをしている人が多い印象。
ホクロは出来上がる前にとる
韓国的には、ホクロは花のようなものみたいで、
(細胞活性)→種→芽→実(=ホクロ)というような感じで考えられているっぽい。
実(ホクロ)になってしまってからではもう遅い。
肌を傷つけてしまう可能性があるので、(美容)皮膚科行き。
で、どの段階のモノを見極めて押し出すのかというと、種と芽の間くらいのものかな。
どんなホクロをどうやってとるかというと ・・
顔を鏡の近くでよぉーく見ると、毛穴のつまりのようなものが見えることがある。
もしくは微妙にやや盛り上がりを見せる肌がある。
ニキビじゃあない。
ホクロの場合は、中に毛ではなく黒点のようなものが見えるの。
1ミリ以下でも、数をこなせばそのうち自分で探せるようになる。
ホクロ探知機能が発達するというか、何というか・・
大抵の場合は、ほんの僅かに皮膚が盛り上がり、皮脂の塊かな?と思うようなもの。
それがホクロ予備軍と私が呼んでいる、ホクロの種のようなもの。
これを皮膚を傷つけないように、上手に丁寧に押し出す。
韓国には、ニキビを押し出すためのツールとして、ピンセットの先に穴が空いているものが売られていたりする。
超絶美肌を持つアシュリーは、芯を抜き取ったというボールペンの先で取っている。
キャー!真似しないでぇぇ~~
なんて言いながら、今でもやっている。
外資系OLなんだから皮膚科にでも行けばいいのに、そういう庶民的なところがいいよね。
皮膚は傷つけてしまうと、傷→シミなどの色素沈着になってしまうので、そんな文化で育っていない日本女子にはこれがなかなか難しい。
美肌な韓国夫からの肌チェックあり
そこで出てくるのが、同じく美肌命の韓国夫。
週に数回は肌チェックされる。
夫は嫁のデブ化は気にしないのに、汚肌だけは何よりも許せない。
顔に1つでもニキビができようものなら、私の目を見て会話することもできない。
無意識であるようだけど、顔のニキビへプレッシャーを送ってくる始末。
ということで、美肌夫はよくわからない使命感を持ち、舐めるように新たなホクロ予備軍ができていないかのチェックをしてくる。
顔が近づいてきたと思ったら、ロマンスなんて始まらない。
ブチッとニュッとホクロ予備軍を押し出される。
これがめちゃくちゃ痛いのなんのって。
もうホクロなんかできてもいい・・・と思うほど痛い時もある。
涙が自動的にピヨーーンと出てくることもある。
それでも、出てきた物を眺めては我慢してよかったと思うのだから、私もすっかり韓国的美肌教の一員だなぁ(遠い目)
夫の場合、男性で爪が短いのでこれが良いみたい。
ホクロ予備軍について
ホクロ予備軍は押し出すと、半透明で小さな脂肪の塊のようなものが出てきて、中に本当に黒点が見える。
更に細かく言うと、たまごのようになっている。
塊があって、中にはさらに芯と呼ばれるホクロを守る硬めの塊があり、そこに小さな小さな黒点がある。
毛穴に入っている毛よりもだいぶ小さいんだけど、色が黒なのでかろうじてわかるかな。
塊の大きさは1ミリくらいかそれ以下、点(韓国語でホクロはチョン(点))の大きさはわからないほど小さい。
ホクロができやすい体質なので
特に、日差しに長く当たった日から10日後くらいに、一番できやすいイメージ。
私の場合、日焼けがしずらく、ホクロができやすい体質なことと、カナダは紫外線が強烈なので、しょっちゅうこれをしないといけない。
だけど、今ではもう慣れて、生活習慣の一部のようなものになっている。
押し出し続けたら本当にホクロができなくなった
やり始めて以来、本当に顔にホクロができなくなったのだから、ホクロ予備軍の押し出しは素晴らしい韓国文化だと私は思う。
日本のお医者さんに話したら、相当怒られてしまいそうだけど。
日本にいた頃は一度も言われたことがなかったのに、「肌綺麗だね」と人から言われるようになったからすっごく嬉しい。
出すなら清潔な状態で
そうそう。
ホクロ予備軍押し出しに大切なのは、清潔な状態ですること、出した後にはきちんと皮膚を消毒すること。
できればクレオシンティ(韓国産)かアルコール分を含むウエットティッシュなどで。
なんならその後は洗顔すること。
コレが大事。
以上、韓国的美肌ケア(ホクロ予備軍押し出し)の話でしたっ。
美肌は正義!
※ただし、鼻のホクロは別。韓国では鼻のホクロは魅力点(ホクロ)と呼ばれ、なぜだか整形でつける人も大勢いる
韓国って謎だらけ
ー参考までにー
ニキビ取り器具はこういうのです