バナナにシュガースポット(黒点)ができたら冷蔵庫で保存するようにしています。
だけど、今週は白玉スウィーツを作ったり、抹茶のシフォンケーキを作ったり、豆乳プリンを作ったりと、食べるものが沢山あったのですっかりバナナの存在を忘れていました。
(;゚ロ゚)ハッ
思いだした時には見るも無残な姿に、冷蔵庫焼けして真っ黒になったバナナが奥の方で横たわっていました。
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
それでバナナマフィンを作ろうかスムージーにしようか考えたところ、以前コロンビア人の元クラスメートらが言っていたことを思いだしました。
「プランテーィン(Plantain)は揚げるか焼いて食べるのが最高に美味しいよ♪」
バナナはプランテーンの仲間だし焼いてみようかな?と思ってやってみることにしました。
※プランテーィンは料理用バナナで、スウィーツというよりは普通のお惣菜系料理に使われるイメージです。他に、バナナより硬く糖分が少ないことが特徴です。
早速やってみることに。
バナナの背部分を切り開きます
予熱したオーブンで両面7分くらいずつ焼きました。最初はアルミホイルに包んでオーブンインしたけど、途中からカバーを外して裸で焼きました。
うちは190℃に設定しましたが、カナダのオーブンは性格が個々に異なるので、調整が必要かもしれません。
(調べてみたところ、日本のトースターでは片側5分ずつ焼くことが良いそうです。)
バナナの液体が出てくると良いにおいがしてきます
冷蔵庫焼けしたものよりも真っ黒で炭みたいですが、これで出来上がり~
盛りつけてみました
生クリームがあったので生クリームと、ジャムはデコポンジャムです
こんな感じ
バナナの果肉が綺麗に3等分に別れるほどよく熱が通っています
早速食べてみると、すーっごく美味しい(*'▽')
バナナな味ではなくなってしまいますが、クリーミーでとろけるような舌触りです。新感覚スウィーツ♪
カナダの田舎町に住んでいるので、あまり色々なものが手に入りません。簡単で美味しいので良い発見だと思いました。
かなりクリーミーになるので、生クリームよりもシナモンなどのさっぱり系の物と一緒に食べるといいかもしれません。もしくは焼きバナナだけでもいいかも。
バナナのジュースがこんなにも。甘味が凝縮されるんですね。
ごちそうさまでした☆
想像よりも美味しかったのが嬉しかったです。バナナの味に飽きたら焼きバナナにしてみるのもいいかも。それと、焼くことでうまみが凝縮されかなり濃厚な味わいになるので、普通にバナナ一本食べるよりも満腹感が得られました。
バナナの栄養価
生のバナナ
バナナはスーパーフードと呼ばれるほど栄養価の高い果物です。そのまま食べるとカリウムを取ることができ、むくみだとか高血圧の改善に効果があるそうです。
シュガースポットの出たバナナ
シュガースポットが表面に沢山出てくると、リン酸塩濃度が高くなるので免疫作用がアップします。胃腸が弱っているときにも粘膜で保護してくれるので、この状態で食べることは胃腸の弱い人や腸の動きが弱い日に適しているのだそうです。
焼きバナナ
バナナは焼くことでフラクトオリゴ糖という成分が増えて、整腸作用がアップするそうです。また、オリゴ糖という名がついているように甘みもグンと増します。
バナナは体を冷やす食べ物ではありますが、焼くことによってお腹も温まりますし、免疫力がさらにアップするのだそうです。
朝パンと一緒にバナナをトースターで焼いて一緒に食べると、便秘解消への効果も期待できそうですね。
おわりに
焼きバナナは初体験だったのですが、またこれからもしてみたいって思いました。いつもの味に飽きたら、バナナを焼いて食べてみるのはいかがでしょうか。