
あーやだやだ。夫の親友から電話がかかってきたらしく、トイレに篭っておしゃべりしてるよ。
夜中だから近隣住民に迷惑をかけないようにってことと、私が韓国語を聞きたくないからって、気を遣って小声で話してくれているのもわかるんだけどね、興奮すると声が大きくなるところがたまに拾える韓国語だったりするから、ストレス度は変わらないの。
というのも夫、熱心に事業を手伝うように説得されている模様。
入って数年で経験を積んで独立するというのが1つの流れ?

夫の親友は元財閥関係で働いていて、数年前に独立した。韓国人に独立志向の人が非常に多いのは、大企業でも定年前にクビにする傾向があるから。日本で言えばリ◯ルートみたいに?、入って数年で経験を積んで独立するというのが1つの流れであるようで。
独立成功した親友くん
親友くんが独立する前から、今は遠くになってしまったけどずっと見てきている夫。さらに、彼が株やら何やらもあって随分潤っているというのは、話の断片からでも嫌という程わかる。
古くから狩猟して獲物を持ち帰ってきた男という性だから、お互いに競争しつつ、釣果的なものを自慢したい生き物なのかもしれない。
「カナダなんかに出ていかなくとも・・・」という姿勢が見え隠れではなく、韓国人はダイレクト文化なのでストレートにズケズケとおっしゃる。
だけど、だけど、何もよりによってうちの夫を韓国に引っ張らろうとはしないでもいいじゃあないのよぉぉぉ~。やっーと韓国から抜け出して、永住権も取れて、無事に安全地帯に逃げ込めたと思っていたんだからさ。わたしたちはここカナダでセトルするの!
聞こえてくる話の中から、点と点をつなげてみるに
親友くんは、今持っている仕事で手一杯で新規を断るケースが増えてきた。
このままでは事業を広げることも難しい。
(共同オーナーから過去に持ち逃げされた経緯があることから)
オマエしか信用できないから、どうしてもオマエに事業を手伝って欲しいのよ。
みたいなことをいっていた。
お金の話
もうね、韓国人はお金の話大好きです。絶対に見栄も相当入ってると思うけど、具体的に1件いくらで、これくらい利益があってみたいなことを説明され、だから給与はこれくらいを見込めて云々と。それを、どう考えても真剣にふんふんと聞いている様子の夫。
しかも、約2時間も洋式トイレに座りながら。
自分は韓国語って断片的にわかるだけだから、よけいに不安で不安で仕方ないのよ。
幸せはじぶんの心が決める

カナダにきて数年。やっと生活が安定してきていると感じられるようになってきた。
他人がどう思うかはさておきとして、私は今の生活で幸せなのよ。子供もいないことだし、これ以上の大幅な収入増も特に願っていないのよー。
寒いところに住んでいることと物欲が減ったことも大きいと思うけど、テラスで太陽の日差しが暖かくてウトウトしてくるってだけで、もう十分に幸せなんだから。
【(本当の)友人は一生に1人2人できればいい】って美輪さんも言ってたし、信頼できる友人が少なくても良いと思えるようになってきた。生活もしかり。足ることを知れってやつですよ。
それにね、私はカナダで英語を学んでいるし、そのうち本科生になって卒業して、そのまま北米でのキャリアを築いていきたいの。
なのに君は、まだ夫を口説き続けるのね。
韓国LOVERS
嗚呼、義理兄といい、親友くんといい、なぜにそんなに韓国LOVEなのか。LOVEでも何でも良いけど、その溢れんばかりの愛はどうぞ自分の中で消化して頂戴。
アンタたち、韓国って戦争中よっ!停戦中なのよ?おわかり?
って言いたくなるけど、多分これを言っても韓国人に言っても鼻で笑われるだけだから、何も言わずに貝のように黙ってるしか無いわ。
万が一でも韓国に行くなんてことになんてありえない。収入がどんだけ増えたとしても、これにて失礼つかまつる。忍っ!ですよ。
過去の経験はカナダで活かせばいいのよぉぉぉ!
ならば日本を選んでよ
なぜに韓国。それならば、日本一択でしょうよ。
ほらアナタ、日本のテレビみて日本いいなーって言ってたじゃないの?あれはどうなったの?
ほーーら、日本では美味しいラーメンがチップ無しで食べれるのよぉぉ?
からあげクンとプレミアムロールが待っているわよー?
キングダムもコンビニで買えるだろうし、アナタの好きなグールだって進撃の巨人だってタイムリーに見れるのよー。
あなたの行きたがってた、昭和の香りの残る昔ながらのパン屋さん巡りだって、屋台めし巡りだって、ググりながら連れて行ってあげるわーー。
おわりに
それでも韓国に心が動かされるというの?
夫は私の空気を読んで否定していたけど、否定の仕方に力強さが感じられなかった。その言い方がまた、ね。墨汁を数滴水に垂らしたように、一抹の不安が心の中でどんどん広がっていくの。
って、あ、今日ってエイプリルフールよね?
うん、そういうことだと認識するわ。そうやって、いたずら心とクスっとした笑いを日常生活のエッセンスとして。そして、束の間の幻影と休息時間をお届けしようとしてくれたんだよね?優しいね、キミ。
だから、もう明日からは冗談でも「(あいつを)手伝おうかなぁ?」なんて言わないでぇぇぇ。