Life in Bloom

Life in Bloomという意識で生活したいカナダPNP移民のブログ

クビ、降格を簡単にする職場にショック

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北米は簡単にレイオフされるなんて聞く。確かに、レイオフやクビ、降格の話を聞くことは珍しくないような気がする。

 

トップ交代

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 最近になってうちのロケーションのトップが交代した。代わって他州から呼び寄せたとかいう、噂のお偉い様が就任した様子はメディアでも流れていた。

以前のトップは地元出身者で、誰も悪く言う人がいないような印象があった。新人でしかもバイトの自分は、最終面接で30分ほど会って話をしただけだけど、人柄の良さがにじみ出る素敵なカナダ人紳士だった。彼は定年退職を間近に控えており、ようやく地元に仕事で戻ってこれたとのことだった。自分はカジュアルバイトだし、会社の内情なんてものには全く詳しくもないから、前トップは予定通りに晴れてリタイヤしたんだと思っていた。

 

トップ交代の理由

 ところが蓋を開けてみたらショッキング。なんと、定年退職を前にしてクビになってしまったんだそう。業績がどうのとかそういうことなんだろうけれど、1つの畑だけをひたすら数十年も耕してきた彼にその仕打ちってのはどうなんだろう。外国人の私には衝撃的だった。

経営手腕と人望は違う。結果が全てだということなんだろうけれど、あとたった数ヶ月のことならば・・・って思ってしまう。このことで私の考え方はまだまだ外国人的なんだということを身にしみて感じてしまった。しかし、それにしても寂しいし悲しい。

 

自分の働いている部門でも変化

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 それとは少し違う話。自分の働いている宴会部門でも変化があった。宴会部門ではシフト制で働き、シフト表は上からシニオリティー(古参)順に名前が載っている。新人の私の下には、自分の後すぐに入ってきたカナダ人とアメリカ人の名前が載っている。

ところが、下にもう1人新たに名前が追加された。夏前だし新しい人が採用されたんだなぁ~と思っていた。・・なんだけど、こちらもショッキングな事実が判明。

 

ポジション大降格

なんと、彼女は元スーパーバイザーだった。わりとよくある名前なのでまさかとは思ったけれど、降格させられたらしい。経営陣は彼女をフルタイムにもパートタイムにもさせず、一番下のポジションであるカジュアルバイトの中でも一番下の位置へと名前を移動させた。他に仕事が見つかったから、自分からバイトに切り替えたというのではなかった。

彼女はフランス人で、カナダ人たちからは無礼な人だとあまり評判は良くなかった。ジョブパフォーマンスが良くなかったのか、職場での評判が関係したのかはわからない。しかし、それにしても30余人以上もいるスタッフの上からの大降格っていう事実には、親しくも関係もないはずの私でもショックを受けた。

(ちなみに、他部署にいるフランス人はユーモアがあって人気者。だから、フランス人だからどうってことではなくて人によると思われる)

 

トップが変わると体制が完全に変わる

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 最近になってトップが変わったと冒頭で書いた。これは経営だとかマネジメントの体制立て直し(=リベニュー(収益、歳入))を期待されているということなんだろう。彼女のポジション移動を見て、同僚らが「ついにはじまった」と言っていた。

こういう時には人件費削減をすることが手っ取り早いから、彼女に焦点が当たったということなんだと思う。宴会場でのイベントがバブル時代のようにあるわけじゃないのに、人が多いということで目をつけられたのが、彼女なんじゃないかと。きっと彼女のジョブパフォーマンスがどうとかではない。

彼女は数人いるスーパーバイザーの中では、一番勤続年数が短かった

(ホスピタイティー業界全部がそうなのかはわからないけれど、うちの系列ではなんでもかんでもシニオリティーで決まる。)

 

人件費削減が手っ取り早い

しかしそれにしても、この仕打は酷いんじゃないかと思った。カナダではというか、自分の働いてきた職場や知り合いの話の中から私の知る限り、この人使えんなと思ったら、”シフトを入れない”、”シフト数を減らす”というやり方をすることが多いように思う。

一般企業がどうなのかはわからない。しかし、ホスピタリティー業界では、よっぽど決定的な出来事でもない限り「You are fired!」みたいなことを聞く頻度はそんなに多くないようなイメージがある。

クビになったと言えば、私よりあとに入った若いカナダ人女性が差別発言を繰り返したとして、誰かから訴えられたようで試用期間中にクビになり去っていった。これはやっぱり決定的なケースだと思う。

 

カジュアルバイトは気楽であるべき

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 ところで、職場ではマネジメントの人たちはいつも緊張感に包まれているけれど、カジュアルバイトたちは和気あいあいと働いている。宴会場ということでパーティーの準備や片づけをする時間がかなり長いので、話しながらオシゴト。冗談を言って笑わそうとしてくる人が何人かいる。ライブミュージックの演奏者やパフォーマーらが準備をしていたりする時は、音楽が流れれば踊ったり歌ったり、そんなことをしながら手も口も動かす。

カジュアルバイトは気楽なもんで、それで良いというのが基本的なカナダでの考え方らしく、どんなに上からプレッシャーを与えられてもみな上手にかわす。無視しているわけではなくて、何というかうまいんだよね。ということで、私も比較的リラックスして働かせてもらっている。

(ちなみに、異論はあるかも知れないけど、私自身にはカナダ人はよく働くイメージがある。上手に手も抜くので非常に勉強になる・・笑)

 

対応に戸惑う

しかし、その輪にこれから入ってくるのが彼女だ。スーパーバイザーだった時は緊張感漂っていて、いつでも不機嫌だった。多分上から色々言われてたんだろうから、彼女個人に対してムカついたりはしないけど、彼女と同じカジュアルバイトとして働くだなんて今はまだ全く想像ができない。冗談を言いあったりだとかスーツ姿でない彼女の姿さえ、今は目に思い浮かばない。彼女はプライドの高い人なので、これからどうやって対応していけばよいのかまだわからず戸惑っているところ。

 

おわりに

こういうことってよくあることなのか、私にはまだよくわからない。いずれ成果が認められたら復職できるのか、上の決定は揺るがないのか、そういうことも予測不可能だ。職場ではなんとなく聞いてはいけなさそうな雰囲気が漂っていたので、誰もその話題に触れようともしなかった。ただいつもと少し違ったのは、カナダ男子らのボケる回数が多かった気がする・・というだけ。気を遣って少しでも雰囲気を明るくさせようとしてくれたのかな。

とりあえず私にできることは、変わらず明るく働くってことくらいなので、そのままいこう。さらになるべく機嫌良く。そうすることでお互いに気分良く仕事ができるようにしたい。そして、一番大切なことは同僚には自分からナイスに接する。もちろん彼女にもそうするつもり。

時間はかかるかもしれないけれど、彼女とも笑顔で働けるようになったら良いなぁ、と思う。

 

おまけ-Relax. It's just a job.

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 いつかも書いたけれど、西海岸で出会った元同僚曰く「Relax. It's just a job.」だって。仕事は大切だけど、だからって仕事が人生になってはいけないと彼女が教えてくれた。

カナダ人のライフバランスのとり方が好きだ。仕事も人生も楽しむ。外で何か嫌なことがあっても、例えレイオフされて絶望しても、それで人生が終わるわけではない。だから、努力することはもちろん必要だけど、それと同じぐらいリラックスする時間や空間も必要。同じ時間があるのならば、笑って過ごしたいよねって。

ということで、週末や休暇は大人も思いっきり遊ぼう!笑って幸せを感じよう。