LIB - Life in Bloom

カナダと韓国と、たま~にオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

韓国人の勉強量の恐ろしさ。英和辞典デビューしました。英英辞典とはしばしお別れします

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世の中には、愚痴に見せかけて自慢をする人がとても多いとどこかで見かけたので、試してみたくなった。こういう時、犠牲者は大抵の場合夫となる。

「あぁ、今日家に帰ってから勉強しかしてなーい。」

やりきった感と少々の誇らしさを精一杯抑えて呟く。

どんな反応をするかとチラッと横目で夫を見やると、夫は呆れた表情で言った。

「君のしていることは復習と宿題であって、勉強ではない。」と。

・・・ぎゃふん。

 

 

韓国人の勉強量の恐ろしさ 

韓国人が死ぬほど勉強をする民族だということは知っていた。小さな国に限りのある大企業の数、中でも受験競争の激しさと言ったら、とても日本の比にはならない。

先日ツイッターでも呟いたが、韓国人の勉強量は末恐ろしい。

私は韓国在住時、この事実に辟易としていた。

ソウルにある塾やアカデミーのひしめきあう鐘路三街あたりでは、このTOECIバイブルを片手に、みな必死で単語を覚える。

 受験生ともなれば、平均勉強時間14時間というのは当たり前であるようだ。これまたTOEICで言うと、800程度では書類選考で落ちる企業が多いため、みな真剣に満点を目指している。

そんな姿を見かけて、つくづく(日本人でよかった)と思ったものだけど、世界に出ればその差は歴然。私はただのキリギリスと化したようだ。

 

英語が得意な方ではなかったという夫の英語力 

夫は理系であるため、英語は得意な方ではなかったそうだ。しかしながら、韓国の英語教育のレベルは非常に高いため、私の質問に答えるのには未だ十分の学力がある様子。

私が質問する英単語の意味はいつだって「えぇー!?それ、中学でやったけど?」と、もれなくややドン引きしながら教えてくれる。

一度なんぞは、課題の英文エッセイを夫に添削してもらって提出したところ、うっかり12点満点中11点を取ってしまうというという失態を犯したことがあった。普段の自分のライティングの出来とのあまりもの違いに、完全にカンニングを疑われたと思われるが、これは恐らくレコード破りであった。

文法や言葉の成り立ちは日本語に一番似ているらしい言語であるため、韓国人にとっても英語の習得は日本人並みに難しいはず。なのに、彼らは英語は最低限当たり前にできてしまえなければいけない。それほどまでに、韓国の英語教育といったらおかしいのだ。

 

新しいカレッジ付属EAPでは今期苦戦中 

今回、文法にこだわりすぎる先生が担任となってしまい、苦戦している。今まで培ってきた多少の自信がガラガラと音を立てて崩れ去っていくのを感じ、少々パニックに近い状態に陥っている。おまけに、この先生からの私のライテイングの評価は散々で、これが先述の苦戦の要因で、鼻をへし折られたような体感を感じさせている。この先生は、文体になると相当の毒舌家だ。

授業では、文法のクラスかと錯覚するほど文法の話ばかり。Coordinating ConjunctionでAdvがAdjが何とかで、Relative Clauseだから・・、In whichで、ここにコンマでこれはコンマなしで、これは省略可で、これはTransitionalでSubなんちゃらで・・・

英文法は一旦卒業したと思っていたが、あまりの細かさに授業中意識が遠のいていく。言語をPhDまで学んだ人であるので、この先生は要するに言語や文法のオタクなのだ。しかし、こちらはそこまでの興味が無いので、必要以上は・・と感じはじめると自然と意識が薄らぐ。このまま意識をどんどん切り離していったら、最終的に幽体離脱できてしまうんじゃないかと考え始めてしまうほどだ。

しかし、これを夫に愚痴ったら、「しっかり授業して、良い先生じゃん」だってサ。

なんで、君はそんなに文法が好きなんだ。

 

英語は単語力? 

話は戻るが、夫に「君のしていることは復習と宿題であって、勉強ではない。」と言われた。

『英語は結局発音だ』を掲げる私に対し、

『英語は単語力だ』を譲らない夫。

単語力の弱い私を度々叱ってくる。

『君が英単語を覚えようとしているところを見たことがない』と、彼はひどく呆れていた。

『単語力がないからライティングができんのや』と、なぜだか関西弁っぽく話す夫。

どうも彼らの常識の中では、学生たる肩書がある以上、単語をひたすら書き続ける日が週に何度もないとおかしいらしい。確かに夫の友人(年上)に会った時も、勉強量の少なさを指摘され歯痒い思いをした。

ブログを書いて、筋トレして、歴史(ユーチューブ)観て、一体いつ勉強するの?ですってよ。

 

 韓国人の勉強量は恐ろしい。

しかし夫曰く、彼の勉強量なんぞは、通常の韓国人と比べたら鼻クソ程度であるそうだ。

今の現役学生だったら、もっと競争が激しくなっているようだから、頭がおかしくなるかならないかのギリギリまで根詰めているだろうとのこと。

確かに、韓国の学歴社会は社会問題となっている。数年前に韓国のニュースで見かけたが、勉強を重視する余り心の方が育っていない人が非常に多いのだそうだ。確かに・・と思うことは韓国生活では多かった。彼らは頭はキレるが、実年齢を考えるとそれぞれに心がやや幼い印象を受けることが多い。思い通りにならないと、キレる人が多いのはそのためか。

 

英和辞典からはじめることに

その日はいつまでもライティングを終えられなかった。そして、私の単語力のなさを見かねた夫からついに一言。

『英和辞典を買ってやって』

学校でいつも英英辞典を使えと言われているので、自分はCollins COBUILD Advanced Learner’s English Dictionary + CD-ROMなるものを使用している。これはカナダ英語の辞書で、カナダで言語学を学んできた先生らにいつも薦められるものだ。

しかし夫曰く、『君のレベルでは、まずは母国語である日本語からはじめて』とのことで、ロングマン英和辞典のアプリ版をスマホに入れられた。

 

がーーーーーーーーーん

 

どこで習ったか夫が言う。(恐らくナルト)

『貴様には(英英は)まだ早いわ。これ(英和)でしばし修行を積め!』と。

 

夫曰く、私の単語力程度で今のEAPクラスにいられる事自体が謎でしかないそうだ。『だまれ、小僧!』と言いたいが、悔しいけれどここは黙って『ははぁ~』と言うしかない。

というわけで、高校生ぶりに英和辞典デビューしました・・・。

(アイキャッチは私のスマホに入れられたロングマン英和辞典)

 

おわりに

学生現役時代、夫の周りの韓国友らはほとんどが『英韓辞典』を通しで数回は読んでいたのだそう。辞書は通して読むだけでも、理解力を上げる効果があるのだそうで。さらに、『うち1人は漢方学部(韓国では医学部より上)に合格したんだ』と、さも自分のことであるかのように誇らしげに言っていた。

『だから、君もたった一度でも良いから、全部最初から最後まで読んでみて』と、夫は笑顔でのたまった。

そんな彼に対し、一瞬殺意が芽生えたのは偶然でも必然でもなく、当然であるというのは言うまでもない。