LIB - Life in Bloom

カナダと韓国と、たま~にオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

カナダ西海岸は貧富の差が大きすぎる

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そろそろクリスマスホリデーとか年末休暇に入るという人も多いんじゃないかしら。

私はクリスマスは5コース料理のパーティーの仕事なんぞが入っているので、もちろんお仕事。

でもまぁ、噂によると、クリスマスに働くと時給が倍だとかって言うし、ちょっとウキウキしている自分がいたりして。

他にも、うちの夫はクリスマスよりブッタの誕生日(4月)を気にする輩(にわか仏教徒)なので、私にはどのみちクリスマスってものはやってこないの。いいの。覚悟して働くわ~。

 

(4,000字あるので、暇っ子倶楽部の方だけどうぞー)

 

 

休暇取得

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というわけで、一足お先に休暇を取ってきました。

行き先は、カナダ西海岸。

アニメ・タッチの中でおじさん(だったかな)が赴任していたとかいうバンクーバーとか、中国に乗っ取られた町なんて電車で噂しているのが聞こえたリッチモンドとか、ユニクロが入っているモールがあるバーナビーとか、そのあたりに行ってきたの。

本当は、英国っぽい雰囲気のあるヴィクトリアとか、リクエストでアメリカのシアトルにも出かけようかと思っていたんだけど、久しぶりの西海岸を満喫したいねってなって、慌ただしく行程を進めるのはやめることになった。

 

西海岸=アジア

飛行機を降りると、そこはアジア。

自分の住んでいる町では、アジア人はマイノリティーなので、中年の中国人だって空気を読んで小ちゃくなっていることが多いんだけど、ここはアジア全開ダネ。

違う国へやってきたような錯覚に陥ったわ。

 

電車の中で

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アジア顔の多さに、日本に帰ってきたようなホッとした感を感じたのも束の間、電車の中での大声中国語のオンパレードにかなり衝撃を受けたのでありました。

中国人たち、無敵すぎる。 スターを手にしたマリオのようだったよ。

周りを見渡すとね、白人たちは疲労困憊且つウンザリした顔で、黙って耐えていた人が非常に多かった。

自分の住んでいる町では非常に多い、難民やヒジャブ(スカーフ)を被ったイスラム教徒、中東系、黒人なんかは全然いなくて、いたら周りからガン見される感じ?

そこはいいなぁ・・と個人的は思ったんだけど、それにしてもアジア勢強すぎ。

 

笑顔がない

しかも、電車の中にはね、笑顔が全然ないです。

みんな全体的にローカル生活をしている人々はくたびれて、疲労感が影となって見えてきてしまいそうな暗い印象。

電車に乗り間違えてしまう人の多さを見るに、判断力を失うほど生活に疲れている人が多いのかなぁなんて・・。(乗り換えが慣れていないとわかりずらいというのはあるかもしれないけど)

美しい町、住みやすい町ランキングでランクイン常連のバンクーバーだけど、一方で、それはどうなのかしらんなんても思ったり。

(町中で楽しく会話をしてくれた人たちもいるので、全員ではないよ。あくまで、電車の中での印象)

 

+15%のタックス

 

中国人らは超絶金持ちの投資移民らが非常に多くて、そのために、物価や住宅価格は高騰。

少し前に、外国人の不動産購入にはadditional property transfer tax(付加価値移転税)なるものが15%加算されることになって、それによりグレーター・バンクーバーエリアの不動産価値が大幅に下がったなんてニュースで見かけたけど、そんな影響は少なくとも一旅行者の私は感じること皆無だったわ。

金持ちのボンボンらは1日遊びほうけて(少なくともそう見えた)いる一方で、昔からいる人だとか、何代にも渡ってカナダに住んでいるカナダ人家庭の方は生活苦を強いられていたり。

 

 

 

高級車がマジョリティ?

あと、象徴的だと思ったのがこれ。

自分自身は車のことは全くわからないんだけど、町中で見かけた車は5000万とか7000万はするとかいう車を沢山見かけた。絶対ミリオンはするとかいう車も見かけた。あの町では高級車を一般大衆車かよっ!ってほど見かけたよ。

自分にはそれが高いと言われてもいまいちピンと来なかったんだけど、とにかくわけのわからない超高給車を乗り回しているのはアジア人(おそらく中国系)ばかり。

だからかな、ポリティカル・コレクトネス色の強い町なので、堂々と直接声に出して文句を言う人はいないけど、ヒソヒソ声で文句を言っている人は結構いたよね。

 

仕事を掛け持ちする生活

一方、ローカルは仕事を2つ3つ掛け持ちするのは当たり前。

なのに、家賃は高いし、家を購入しようと思ったらミリオン(億)近いし、ただ働いて寝るだけの疲れる日々・・・。

(そういえば、自分がBCに住んでいた時、同僚(カナダ人含む)でも2つ3つ掛け持ちしていた人が何人もいたなぁ)

おまけに天気はどんより曇り、もしくは雨続き。

そりゃあ、報われない思いにやりきれない気持ちにもなるわねって。

そんな貧富の差や社会の構図が見え隠れする電車内で、複雑な思いで人々を見つめておりました。 

 

自分の町に引っ越してきた人の話

自分の町に引っ越してきた人の話を少し書くと、

- BCでカレッジ教師をするより、年俸$10,000 UP なので来た

- BCで薬剤師をしていた頃より、年俸がおおよそ倍 になるので来た

なんていう話を聞くのはザラ。

 

自分の町について

ただ、西海岸のように恵まれた気候ではなく、(今年は暖冬で助かっているけど)冬は-30℃近くまで下がる日もある町だし、保守的なのでマイノリティーには少々生きづらい町。(まぁ、町のサイズが問題よね)

ただまぁ、英語力って考えたら、アジアなまりが強いと全く通じない町なので、とても鍛えられるとは思うけど。

西海岸では「こっち(カナダ)生まれかと思った」って数人に言われて驚いたし。(自分の住んでいる町では全然まだまだ思いっきり外国人扱いよ)

あと、白人好きなら美男美女が普通に多いので、天国かもしれない。ハリウッド映画の俳優をみても何とも思わないくらい、整った顔立ちの人が多いしね。

 

久しぶりに訪れたバンクーバーの印象

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もちろんBCだったら、アジア人の私には食べ物は美味しくて安いし、気の合いそうな友達もわりと簡単に見つけられそうだし、湾や川を毎日眺められるし、ポジティブサイドが沢山。

でも、今から住むって考えたらどうなのかな?って思った。

バンクーバーは何でも手に入る町。お金以外。

これが私の今回の旅の感想。

 

移民一世代が生活を築き上げるのは超ハードモード

留学・ワーキングホリデー・初めての海外として・資産家・土地持ち・実家が金持ち・子供の英語教育・・・などの理由でやってくるなら、カナダ西海岸はきっと最高。

だけど、移民一世代が生活を一から築きあげていくってなるとどうなのかねぇーって思っちゃったわ。

家購入したいって思ってもミリオン近かったら、もしダウンペイメントがなんとか払えたとしても、払い切る自信がないわぁ。

(参考にしたサイト:https://www.amortizationtable.org/mortgage-costs/1000000-home/(←これを見たら一瞬気になって調べてしまったことを後悔した)とhttps://www.ratehub.ca/blog/can-i-afford-a-million-dollar-home/

住宅事情は口から臓器が飛び出しそうなほど高いのに、条件が悪くても良いから雇ってほしいっていう、変な戦いができちゃうみたいで、給料は基本的に低いわけ。(成績の良い不動産屋さんとか、ハイレベルの専門職だったらもちろん高いと思うけど)

例えば、自分の今の職で言ったら、確実に半額以下になるし。

なのに、レントとしても、小さなコンドの一室でも月$2,300(+光熱費等)位は考えないといけないわけでしょ。

 

学歴と資金と就職バトル・・

今からこっちでも4大出て、何ならマスターまで取って、例えば銀行の奥部屋に就職とかって考えようにも、問題は英語や頭や努力よりも、やはり資金力かなって。

でも、生活資金が何とかなったとしても問題は山積み。

BC州は人気の街・土地ということで、どの職も飽和状態ということが珍しくない。

ということで、就職するにも当然競争率がめちゃくちゃ高くなってくるわけ。

折角UBCを出ても、学部を間違えると就職できず、珈琲屋さんとかスーパーでキャッシャーとしてフルタイムで働くしか無いって話を聞いても、最後の方は驚かなくなってしまうくらいよく聞いた。(今どうかはわからない)

他にも、他の優秀なアジア人と戦っていかないといけない。

韓国人だったら日本語を話せる人も多いし、州のベスト30人とかに韓国・中国系あたりの人ってよく入っているわけ。一方、日本名はこの7年で1人だけ。もちろんこっち生まれ。(自分の住んでいる州)

院まで出て、採用枠が1名とかで、相手が中国人で日本語も話せる人と競ったら勝てるのか?って思うよね。

韓国人も5ヶ国語話せる人とか普通にうじゃうじゃいるし。(うちののほほん夫でも4ヶ国語話者よ(但し1つは怪しい))

で、言語が話せれば働けるのかって言うと、それはもちろん違うわけだしね。難しいわ。

で、結果、BCで生活の基盤を固めるのは相当キツイわぁ・・・ってなっちゃう。

 

BC/バンクーバーの平均家庭所得

事実、BC州での2014年での平均家庭所得は$76,770ですってよ。(1人あたりではなくて家族。夫婦共働きとか)

WelcomeBC - Income and wages in BC - WelcomeBC 

こっちのサイト

Median total income, by family type, by census metropolitan area (All census families)

では、バンクーバーでの総収入中央値(同じく、1人あたりではなくて家族。夫婦共働きとか)は、

2014 - $76,040

2015 - $79,930 ですってよ。

 

かといって、目に見える収入だけが全収入ではない人も多いだろうけど、不動産をいくつも持ってるとか、母国に家賃収入があってそれだけで生きていけるだとか、FXや仮想通貨なんかでボロ勝ちを続けられているみたいなことって、やっぱり普通の人々の話ではないのかなぁーって。

医療関係で働くことが出来たら安定するのかなぁとは思うけど、やっぱり未経験からたとえば看護師になるって簡単な道ではないわけでしょう。大手で一般職で就職できたって、リセッションでの解雇ってこっちじゃ普通だし。

だから、予期せぬ何かが起こった時に絶望して、下手するとホームレスだとか麻薬常用者にまでなってしまう人も多いのかなぁーって。

 

おわりに

普通に観光も楽しんだんだけど、そういうのは他のブログでも見かけられると思うので、私のブログではあくまでマイナー路線を進むのよぉぉ。っというわけで、久々の旅行で感じたことを書いてみました。

結論。西海岸への憧れがあったけれど、うちのような移民一世代同士の一般家庭がBCに引っ越して、ある程度余裕のある暮らしを目指すって考えることは難しいのかなぁーって。そう思わざるをえないようなことを目にする機会の多かった西海岸旅でした。

もしくは、今住んでいるのはマイノリティーには生きづらいと感じることの多い保守的な田舎町だけど、住めば都ってことでもあるのかしら。

BCから来たって言うと、「BCもいいけど、この町の方がもっと良いんでしょう?」と誇らしげに聞いてくる地元の人に、「そうだね」と答えながらも、内心(そう感じるのは、”但し、白人に限る”ってやつだわっ)って毎度思いまくっていたけど、今回の旅で少し考えが変わった。

都会の喧騒に疲れてしまう私には、この田舎で控えめに生きることも、総合的に見たら悪くはないのかも知れないって思った次第。憧れのマイホームの購入もこの町でなら夢ではないしね。

 最後まで読んでくれてありがとう☆