LIB - Life in Bloom

カナダと日本と韓国と、たまにオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

TOEIC400点台前半だったけど、英文リーディングが大学入学レベルまで達したので方法と無料サイトを紹介する

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※英語学習者向けの記事です。(約4,000字)

 

自慢じゃないけど、私の英語リーディングとライティングは本当に酷かった。

「アジア人はリーディングが得意である」という偏見が世の中に出来上がっているおかげで、カナダで勉強をはじめて以来、数え切れないほどの人から「日本人なのにリーディングが出来ない」件について、絶えず疑問を投げかけられた。

そんなことを言われてたって困る。

過去、英語は赤点しかとった記憶がないし、推薦入試で大学に入ったから、センター英語の試験内容だってわりと最近まで知らなかった。社会に出てからも、英語とは無縁の生活をしていた。

だから、英語はできないのさ。興味もなかったし、人生に英語は必要ないと力強く本気で思っていた。・・・っと、そんなことを言っても周りは納得するわけがない。

先進国出身の優秀な(イメージしかない)日本人がまさか英語ができないだなんて、誰も信じない。「日本人≠優秀」という図式が頭に浮かぶ人はいないようだ。

偏見はどこまでもつきまとうもので、「君は初めての例外な(リーディングのできない)日本人だ」と先生が目の前で頭を抱えた日には、さすがにこちらも言葉を失い、ただただ日本人のイメージを覆してしまったことに責任を感じた次第。

 

 

リーディングとライティングは繋がっていると聞く。

周りでもライティングのよくできる子たちは、普段から英語小説などを読んでいる。リーディングをすることに全く抵抗がないようだ。

でも、「シドニー・シェルダンのMaster of the Gameは特に面白いし、読みやすくて良いよ」だなんて薦められたって、自分はいつも1ページ目で挫折していた。これが映画かラジオだったら少しわかりそうなものの、英語の文章を読むこと自体にアレルギーがあったため、どうしても2ページへ進むことができなかった。

また、カナダに来る前にTOEFLコースを受けてきている若い10代の中国勢のライティングの素晴らしさも、やはり彼らのリーディング力と比例しているように見受けられる。

書くまでもないけれど、私はリーディングができないから当然のようにライティングもからっきしダメだった。

 

「リーディングを続けることで、ライティングのフォーマットやアイディアがカラダに染み込むようになるよ」と数人から同じことを言われたので、両方できない私は悩む前にやってみようと思い、とりあえず始めることにした。 

 

具体的にやったこと

読む

インターナショナル向けのフリー新聞(Metro)を読む習慣をつけた。インターナショナル向けということで、通常の新聞よりも使われている語彙や表現が比較的やさしい。

最初はレシピや星座占い、天気などのごくごく簡単なものからはじめて、読めそうなレベルのものを探して読んだ。

それから段々と動物関係だとか環境関係へ、さらに医療や紛争、政治のトピックへとレベルを上げていった。

トピックの長さも初めはごく短い数行のものから挑戦する。1ページ丸ごと読めるようになったら、全てのページを全部ではなくてもだいたい理解できるようになった。

同じように、英語学習者向けのリーディングサイトも読んだ。(だけど、私の場合はMetroやヤフーカナダの記事なんかが好みだった)

 

単語を書く

初めは何を読んでもほとんどチンプンカンプンなわけだけど、続けていくうちに「あ、これ、この間も見た単語だな」と感じる頻度が高くなる。そうしたらもうこっちのもんだ。

もちろん出来てきた単語はノートに書く。

単語帳が好きだったら、そこに新出ワードを追加して携帯する。

某先生曰く、最低16回は意思を持って単語を書かないと新出単語は覚えられないのだそうだ。

 

アウトプットする

自分の場合は話すことが好きなので、ノートに書いた単語を極力人と話す時に使用することに挑戦した。

会話で出すには変な単語もあるわけだけど、大丈夫。気にしない。

数秒話せば相手はこちらの英語が第一言語でないことに気付くから、相手がカナダ人の場合、多少違和感を感じても会話は成立させてくれる(ことが多い)し、相手も第二言語話者なら互いに勉強になるのでなお良い。海外生活の中では、図々しいくらい意欲的に生きることが必要。

 

話し相手がいない?

話したいけど、話し相手がいないって?

そういう場合は、Language Exchange in Japan、Language Exchange Partnersとかってググれば、サイトや日本語を話す機会を探している人が沢山ヒットするので利用すると良い。相互関係が成り立つので無料でできるのも良いポイントだ。

ただ、残念ながら出会いやワンナイトを目的としている輩もいるので、そのあたりは見極めが大切だ。

 

英語学習者向けの無料リーディングサイト

Metroのオンラインサイト(トロント版)

Toronto News | Breaking News from Metro Toronto

他無料サイト

BBC Learning English - BBC Learning English home page

Reading for English Learners | EnglishClub

English news and easy articles for students of English

他にも無料サイトはたくさんある。Reading for English Learnersとかってググるとたくさん出てくるので、好みのものを読むことをおすすめする。

自分はヤフーカナダ(Yahoo)を1日1記事は読むようにしている。ちゃんとした記事ではないことも多いので、これは趣味の一環だけどね。

 

無料のサイトやブログを楽しんで読む

こちらは私の個人的な趣味のサイト。リーディングのプラクティスになると思うので、興味があればどうぞ。やっぱ楽しくないと続けられないからね。最初は写真を見るくらいでもOKって思ってスタートした。

A Beautiful Mess→ 姉妹が運営する有名なブログ。インテリア・健康・お気に入りのハンドクラフト・ダイエット・料理・DIYなどについて書かれている。

Home - The Everygirl→ キャリアウーマン向けの雑誌ブログ

Flattery – Travel, Fashion and Lifestyle→ カナダ女子のブログ(最近は更新サボリ気味の模様)

Discover Magazine: The latest in science and technology news, blogs and articlesy

→サイエンス好きのあなたに

TechCrunch - The latest technology news and information on startups

→テック・ガジェット好きのあなたに。影響力のあるサイト(多分)

 

 サイエンス系だとか専門分野を読むのは今でも難しい。だけど、気になるトピックだけでも読むようにしたり、最低1つの記事だけでもいいからと決めて、とにかく毎日何かしら文章を読むようにしている。

ブログやサイトから面白いネタをゲットして、会話へと活かすことが復習になる。

自分はこうすることが好き。使う単語は多少違っても良い。むしろリフレーズできるようになることは大切だ。

 

記事のサマリーを書く

受験時に天声人語を要約して小論文の練習をしたように、読んだ記事のサマリーを英語で書く練習をひたすらするのも良い。この方法がとても効果があるというのは、言語の違いは関係ないようだ。

英語で日記を書いていた時代もあったけど、少しずつレベルアップのためにこういったことへと作業を移行していった。

今だったら、読んだ記事内容をトピック内のリファレンスやソースとして、4,5パラグラフのエッセイを(毎日ではないけど)ちょくちょく書いている。

これらを続けていくことで、英語リーディングに苦手意識がだいぶ減っていったし、結果的に、もちろんライティング力向上への大きな助けにもなった。

 

TOEIC400→大学入学レベルへ

昔何かで受けさせられたTOEICは400点台前半だった記憶があるけれど、ついに大学入学レベルまでリーディング力が押し上がった。

これは昨日先生から呼び止められて直接言われたから、たまたまそのテストがよく出来たことを考慮しても、過去の酷い英語力から比べると、飛躍的にリーディング力が成長したと考えて良いんじゃないかって思ってる。いえすっ!

 

英語はどこでも学べる

カナダにいるから英語が出来て当然?それは違う。

カナダに20年住んでいても、現地の人と意思疎通が出来ない人は人種に限らず意外と多数いる。また、パートナーがカナダ人で会話が英語だというのに、どうやってコミュニケーションをとっているのか疑問に思ってしまう人だって珍しくない。

反対に言えば、日本で生活していても英語力を伸ばすチャンスはあると今は言いきれる。

ただ、日本で英語を自力でものにできるようにするには、「戦略」とやり通そうとする「強い意思」と「モチベーション」、そして「ライバル」が必要だ。

自分だったら、周りの韓国人がほぼ全員TOEIC900点以上あることに劣等感を持っていた。満点のやつが何人もいることを認めたくなかった。許せなかった。勝ちたかった。韓国在住時に韓国で沢山嫌な思いをして、韓国のほとんどのことを嫌いになったから。でも、おかげでこの怒りとやるせなさが英語学習意欲への強いモチベーションになっていたというのは、ここだけの話。おかげでTOEICは卒業できた。 

 

おわりに

  私は英語ができなかった。興味もなかったし、必要さえないと信じてやまなかった。でも、英語ができると可能性はグンと広がるし、今は可能性が広がってきたことで「最低限英語が必要」だと感じるようになった。

英語ができない人は諦めないでほしい。大切なのは「続ける」こと。1日5分でも、たったの1分でも良い。必ず力になるから。

今でも英語のリーディングとライティングに苦手意識がある。先生から推薦をもらったのに、自信の無さから英語最終クラスへ進むことも、大学入学チャレンジテストを受験することも断った。でも、自信がないからこそ今は続けられる。これからもずっと続ける。マイペースに、あせらずにゆっくりと、でも確実に力をつけていく。

英語ができない人ほどはじめてほしい。私も逃げずにやって良かったと思うから。英語ができるようになると、選択肢が大幅に増えるから。

英語を学び始めることに遅すぎることなんて絶対ない。クラスメートに来週70才になるコロンビア人女性もいる。意欲的に学ぶ彼女はとても魅力的だし、尊敬できる。

グローバル化が進む昨今、敵は日本ではなく、世界にいることをどうか忘れないで欲しい。

最後になりましたが、私の長く拙い文章を最後まで読んでくれてありがとうございます。