LIB - Life in Bloom

カナダと日本と韓国と、たまにオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

韓国の義母ブチギレ事件

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長い。A4用紙4枚分ほどになってしまった。息切れする可能性があるので、お時間のある方だけどうぞ

 

 

夫の実家とはうまくいってほしい

夫とカナダで生活できるようになって3年が経った。だいたい年に1回は、夫の健康診断等を兼ねて韓国釜山に帰省する。渡航費は非常に痛いけど、韓国語を学ぼうともしない日本人嫁をもらったことと、海外生活自体を快く思っていない義実家へ、せめてもの親孝行のようなものだと割り切るようにしている。

自分は韓国人と結婚してしまったことをはじめ、他にも問題があり実家と折り合いが悪い。今では日本の実家へは帰省しなくなった。海外に出たキッカケの1つが、過干渉な母の元から離れたいってこともあった。だから、現状を残念だとは思えど後悔はしていない。親との関係にもがき苦しんだ時代もあったけれど、今ではこれは宿命なのだと、こういう人生もあるんだなぁと受け入れられるようになった。人の性格を変えることはできない。魂の成長のために課せられた、カルマか何かなんだろうと思うことにしている。

ところが、そんな私を変えてくれたのがこちら・・・

(ここにアフィリエイトを貼る)

 

 

話を戻そう。だから、自分が実家とうまくいっていない分、せめて夫には実家と疎遠になってほしくないという思いがある。

  

なのにも関わらず、夫の実家とも問題が起こってしまった。去年末、夫は有給を使って1ヶ月弱仕事を休み、私を連れて韓国釜山の実家に帰省していた。受け入れづらいが、韓国では有無を言わさず外国人嫁も義実家ステイとなることが多い。

私は結構義理母が好きだった。お金にはうるさいけれど、明るくて花のように笑う人で、ノリの良い大阪のオバちゃんのようなイメージという感じで。でも今はどうかなぁ(遠い目)

 

婚前にした結婚条件についての約束

ところで、少し話がズレるけど、この話を書かないと意味がわからないと思うので書いておこう。

夫とは婚前、結婚条件についてとある約束をしてあった。

私はまだまだ英語勉強中の身であるし、元々韓国には全く興味も無い。なので、韓国語を勉強することは恐らくないし、韓国人と結婚するからと言ってそっち(韓国)の文化にも(最低限のこと以外は)従えない子供も欲しくない。これらを理解・約束してくれないのであれば、私は結婚相手としてふさわしくないので、どうか他の人を探して欲しいという話をした。

事情がわからない人は頭の中が?で埋め尽くされているかもしれないが、韓国に嫁いだ嫁の悲惨な話を書いたブログをいくつも知っていたので、結婚前の契約が要だと思った。

(ちなみに一番衝撃を受けたのは、韓国のどこかで、リヤカーで日々鉄くず集めをして生計を立てる羽目になった女性のブログだった。(現在は閉鎖))

もとい、夫は条件を受け入れることに同意したので、夫のカナダビザ取得のために籍を入れた。もちろん愛していたけれど、当時、私は結婚という形にこだわっていなかった。パートナーのままでいいじゃないか、と。海外生活が長くなってくると、考えもだんだんと変わってくるものだ。

 

しかし、夫の家族がそんなことを受け入れてくれるはずもない。夫は義理の両親へこの話を未だにできずにいるようだ。嫁はただ従うものといったような雰囲気があることもあり、年末ついに義母の不満が爆発した。

 

韓国で生活することは懲り懲りである。試しに住んでみた結果、自分は韓国では生活できないと思ったから、カナダへ移住する道を選んだ。必死に働き、ビザを手に入れ永住権も手に入れた。そして今、カナダに住んでいる。

 

カナダで生きていくなら、まずは英語でしょう?

中途半端な状態で、片手間に韓国語を勉強できますかっての。

 

義母にはそれが理解も納得もできない。

自分は一度も働きに出たことがないのに「さっさと(カナダで)働け!」と言いながら、「いい加減に韓国語を勉強しなさい」と仰せになる。天才でもスリープラーニングのプロでもないので、そんなことははっきり言って無理である。

 

 

 

事件勃発 ー義母に悪霊が乗り移るー

事件はドラマを見ている時に起こった。

義母はドラマ好きで、その時は「青い海の伝説」とかいう、人魚姫が人間界にやってきたという無茶苦茶な設定のものを観ていた。(彼女ら曰く、相当面白いらしいけれど)

今思うと、義母のスイッチが入ってしまったキッカケは、間違いなくこのドラマだ。

 

ドラマの中で、女(人魚姫)に向かって、

”タダ飯ばかり食っていないで、おまえも役に立て” みたいなことを言っていた。

韓国語の理解力に自信はないけど、男が女に対して、お前は穀潰しだと非難しているシーンだったと思われる。

 

すると、今まで普通に家族の団欒タイムをしていたのに、スイッチを入れたかのように急に義母が怒りだした。義母は、まるで悪霊でも取り憑かれたかのように、大声で叫び私にブチ切れ続ける。(それまで義母と夫はドラマを観て、私はボーっとしていた。なお、義父は仕事で不在)

 

いい加減に韓国語を勉強しなさい!

いつまでたっても意思疎通もできないで!

韓国に嫁ぐのに、韓国語も話せないとはどういうことか!

 

たしかに私は話すことがほぼできない。日本語と似ているので、聞く方は少しできると言った感じだ。しかし、義母は強い釜山訛りを話すので、何を言っているのかあまりわからず、キョトンとしてしまった。私の態度が、余計火に油を注いでしまった。

 

義母はさらに大きな声で怒り続け、「ヤーーー!(おい、コラ(ゴルァァァ)!)」と野太い声で怒号を上げる。私の腕を無理やり引っ張り自分の方へ引き寄せるなど、ト◯ンプ顔負けの精神的な脅し行為までして、なおも怒り狂い続ける。無抵抗な私に対して、壊れたラジオか何かのように、同じことばかりを繰り返し言っているようだった。

 

いい加減に韓国語を勉強しなさい!

いつまでたっても意思疎通もできないで!

韓国に嫁ぐのに、韓国語も話せないとはどういうことか!

 

ブチ切れながら、大声で叫びながら

 

以前数年前に一度、ブチ切れられたことはあった。けれど、義母はそういう性格である。普段は明るくハッピーな人だけど、スイッチが入ると我を忘れてしまう。悪霊の入りこんだカラダとへ化する。そして、放出しきってスッキリした後は何事もなかったかのようにまた元に戻る。

韓国人にはこういう人が多いそうだ。文化の全く違う私からすれば、たまったもんじゃない。慣れろという方が難しい。

 

あのブチギレ具合は、日本的にはさよならの合図だ。

 

ところで、夫は今回、初めて目の前で妻がブチ切れられているのを見た。すぐに止めてくれたし、「今はまず英語でしょう」「なんでも良いからすぐ働くってことならできるけど、この子はカナダで良き就職ができるように頑張ってるんでしょう。なぜそれを理解してあげないの?」

他に、「韓国の家族を大切にしようと思うから、普段は一生懸命節約して、遠いところから毎年会いに来てるんでしょう。ならば、お母さんは彼女の味方でいてあげなくちゃ」などと義母に言ってくれていた。

 

夫~~(T_T)・。

なんてよくできた人なんだ、君は。

 

確かに、私の場合、主婦は好きでしているわけではない。

しかし、トランス状態の義母には、息子が妻の味方をすることが許せず逆効果だった。

 

義母はゴジラのように叫び続ける。

 

そして家を出た 

なだめようにも、話を終わらそうにも、どうにもらちが明かない。かと言って、「私が悪ぅございました。お代官様ぁ~~~」とその場をやり過ごすための一芝居も打てない。

今は時も経ったのである程度落ち着き、サラッと書いているが、人生でこんなにも人から怒鳴られ続けたことがなかった私は、ショックのあまり泣きだしてしまった。韓国語が全てわからなかったことは幸いだが、恐らく人格や行動も否定されていた。ネットで話題になっているような、ブラック企業の新人研修よりもヤバイと雰囲気で感じ取っていた。

その足で荷物を片付けて、スーツケースごと家を出た。先にカナダへ戻ろうと思ったのだ。もう義母の怒号は聞こえない。BGMへと化した。

家を出る際、私にブチ切れて続けているのに、今度は「行くな。こんな時間から出て行ってどうするつもりなんだ!」と義母はキレていた。わけがわからない。

私は最後に英語で言い返した。もちろん義母は意味を理解できず。夫は私の言葉に固まった。

こうして私は、義理の実家から出ていった。

責任を感じた夫もついてきたので、以降、残りの韓国生活は、夫友家の空き室で過ごすことになった。

クリスマスイブの夜だった。

 

義実家からの鬼電 

夫友宅へ避難した後、夫のスマホには鬼のような着信と、カカオ(トーク)がきていた。電話もカカオも鳴りまくり。義母と義兄だった。

夫は義兄とは少し電話で話をしたが、一方的にあちら(義母)の主張を繰り返されるだけなので、以降電話に応答しなくなった。

嫁の立場は韓国では非常に弱いようだ。理解ある夫のお陰でだいぶ助かっているけれど、もし夫が海外生活を経験しておらず、外の世界を一切知らなかったら・・と考えるとゾッとする。 

 

ようやく鬼電がおさまったと思った数日後、また電話がかかってきた。義父からだった。義父は寡黙で仕事一筋な人だ。リタイヤ後に再雇用され嘱託として働いていた古巣ともお別れし、今はタクシードライバーとして働いている。

 

韓国では父の存在が大きい。夫も義兄も義父へは敬語で話をする。義姉はタメ口だけど。(夫は末っ子)

 

ということで、夫は義父からの電話を受けた。

  

義父からの電話 

日にちも経っているし、義父は冷静なトーンで話をしていたけど、義母と同じような事を言っているようだった。

 

韓国人の家族になったのに、韓国語ができないのはおかしいだろう

まず韓国語を勉強するべきだ

韓国の文化をもっと理解させるべきだ

韓国、韓国、韓国・・・・

 

夫も寡黙な人なので、黙って聞いていた。私は電話口から漏れてくる声で、少し理解ができた。彼らの年齢を考えたら、わからんでもない。自分も少し努力をするべきだ。

 

だけど、義母にはあの行為については謝ってもらいたいな!

そう思っていた。

 

義父からのお説教はなおも続く。

目上の人への敬意が足りない。云々・・・

 

すると、ついに夫がクチを開いた。そして言う。静かだけど、フツフツとした怒りの伝わる口調で。

 

オンマ(お母さん)はお婆ちゃん(義母の姑)に良くしてあげなかったのに、なんで自分がしなかったことを外国人の嫁に全部させようとするんですか!

 

それを聞くと義父は黙り込み、ほどなくして電話は終了した。

 

寡黙な男の一言は強い。

 

 

っと、こんなことがあったのに、今年もまた韓国へ帰省しそうな雰囲気。あの義母と笑顔で会うのは、北米文化にとんと染まってしまった日本人嫁には辛い。言い返すだけでは飽き足らず、今度何かあったら名誉毀損で裁判沙汰になったりして。そういった問題を事前回避するためにも、嫁は空港解散で、その足で岡山~神戸あたりにでも旅行してきちゃダメですかね・・・

義母は何事もなかったかのように、笑顔で「ゴハン食べたかい?会いたかったよ」なんて、トボケて言ってくるんだろうけど。

※ご飯食べた?は韓国語のHow are you?

 

 

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