LIB - Life in Bloom

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カナダ:家(レント)を見に行ったら、「リファレンスを10枚提出して」と言われた

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※画像はイメージです

 

タイトルの通りなんだけど、ユニット(レント)を見に行ったら、「(契約をするには)リファレンスを10枚提出して」と言われてひいたって話。

 

 

賃貸物件探し中

カナダで今住んでいるユニットの契約がもうすぐ終わるので、次の物件を探している。今のところには2年住んだことになる。そろそろ引っ越そうかと考えていたところに、家主がユニット売却を決めたので、延長無しで契約満了時に出ていかざるを得なくなった。

 

前回の話:

www.alena-lib.com

 

コンド(マンション)かタウンハウス(連棟式の集合住宅)を買いたいという話もあるのだけど、プロセスにかなり時間がかかるので、焦って無理して決断せずに、今回は賃貸契約でどこかに引っ越した方が良いだろうという話になった。

 

というわけで、1年とか半年で契約できる賃貸物件を探している。できれば現在のユニットのように不動産屋さんが管理している物件が良いのだけど、なかなかそうもいかないのが現状だ。

 

入居するに当たってうちが外せない条件

もちろん条件を絞らなければ、いくらでもあるのだけれど、入居するにあたってうちが外せない条件2つ(In-suite laundry(部屋に洗濯機と乾燥機備え付け)/parking(駐車場込))を入れるとかなり限られてしまう。特にIn-suite laundryさえ条件に入れなければ何十候補も選べられるのだけど、共用だと盗まれたり嫌な思いをすることもある(あった)ので、今では外せない条件となった。(なんと、洗濯機でスニーカーを洗うような人もいる!他に、性別問わずの下着泥棒もいるし、ランドリー内でナンパしてくるアジ専もいる。キモス)

 良い条件のユニットはやはり人気も高いので、田舎めな私のいるようなシティーでは、ある程度限られたユニットを巡っての争奪戦となってしまう。

 

契約日直近の物件しか上がってこない

というのも、カナダの場合物件を探す場合、数ヶ月先に契約開始のものはあまり上がってこない。(州によって規定等が若干違うので、自分の住んでいる州ではと書くのが正しいのかもしれない)

今現在7月末だというのに、8月1日~だとか、イミディエイト(即時)みたいな契約物件がわんさかある。少しずつ9月1日~の契約物件も出てきているが、今の時点で10月1日~のような物件は、幾つかのサイトを確認したところ1軒しか募集がなかった。

即日引っ越し可って、わけあり?なーんて思ってしまう。(ベッドバグが出た?とか)契約満了で入居者が出るのであれば、1日、15日~などキリの良い日付での契約で、少し早めの入居対応可みたいな書き方であるべきだ。できれば、今(7月末)探すのであれば、9月1日~、10月1日~のような形で募集しているところが自分的には好ましい。

 

※留学/ワーキングホリデー滞在等で、部屋の1室を借りるような場合は少し条件や入居/退去日等も変わってくるのではないかと思う。よくわからない。

 

契約は相性も大切

部屋が気にいるのはもちろんのことだけど、個人契約となる場合は家主との相性も大切になってくるので、なかなか即決には至らないこともある。ローカルではないということで、相手がこちらを気に入らないということもあるしね。また、プロフェッショナル契約であっても、かなり疑問を持つような対応をしてくるところもあるので、これも然り。相性は何でも大切だ。

 

 

物件を見てきた

すでに2軒の物件を見てきたのだけれど、今のところまだ契約には至っていない。今のユニットを契約した2年前と違って、今はいくらでも空き物件があるので、契約開始期間のタイミングさえ合えば、借り側にとって優位な場合が多い。要するに、こっちが物件を選べるのだ。

 

1軒目は狭かった

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※画像はイメージです

 

1つは立地も条件も人も良かったのだけど、ベッドルームの間取りが少し狭かった。テンポラリーな家であるし、日本人の私にとっては、バチェラールーム(単身向けの部屋。日本の1Rみたいな)であっても十分広いと感じるところが多いけれど、ここはそうではなかった。リビングは広かったけれど、ベッドルームがあるのならばリビングにベッドはわざわざ置きたくないし、かといって、その小さなベッドルームには手持ちのベッドを入れたら身動きができなさそうだった。なので、断念。

居住スペースの広さを確認してから見に行ったのだけど、ベッドルームの大きさまでは写真からはわからなかった。残念だけど、縁がなかったということだ。

 

余談:小さめのユニットが増えてきている

近年、都心部の高層マンションだとか高級アパートみたいなところには、狭い物件が増えてきているように思う。単身者とかヤングプロフェッショナルのカップル向けに造っているようだ。小さめに造って少し予算を低くして設定し、沢山人を入れるという計画なのだろう。

 

私個人としては、今住んでいるユニットのように、できるだけ郊外にある低層階造りのコンドに次も住みたい。だけれど、殆ど職場に住んでいるような社畜夫のことを思うと、やはり町中か、町中に程なく近いような場所が良いだろうということになった。小さめのユニットであることは一向にかまわないけど、ベッドルームにベッドを置いても左右を歩けるスペースくらいは欲しいところだ。

 

 

2軒目で事件は起こった

2軒目も1軒目と同じようなところで、家主はアメリカ中南部出身の方だった。アメリカ人運の悪い私は、アメリカ人と聞くと斜に構えてしまうのであまり感じなかったけど、夫曰く「典型的な金持ちの転がす※アメリカ人って感じだね」とのことだった。(※土地転がしだか、不動産投資を生業とする人だと言いたかったと思われる)

とても感じの良い中年女性で、冗談を交えながら明るく楽しく部屋を見せてくれた。

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※画像はイメージです

 

部屋自体は悪くはない。何となく暗い雰囲気の印象があるということで、今考えれば単に相性の合わない部屋だったのかもしれないけれど、その時はそこまで気にしなかった。自分は低層階を好むのだけど、悪くはない高さだった。キッチンも素敵。使いやすそうなオーブンが入れられていたので、料理好きの夫が喜んでいた。他に、ペット禁止だと書かれていたのに部屋に猫がいることがやや気になったけれど、(個人契約でも)入居前にプロフェッショナルクリーニングを入れてくれるということだった。

 

家主「リファレンスは1人5枚ずつ(計10枚)お願いね」

ファシリティーを含めた全ての案内が終わって、契約に関する話に移行した時、彼女(家主)がとてもフレンドリーなトーンのままこう言い出した。

家主「リファレンスは1人5枚ずつ(計10枚)お願いね(*^^*)」

 

えっ、5枚ずつ?

 

 

通常要求されるリファレンスとは

賃貸契約を結ぶ場合、プロフェッショナルな会社にリファレンスを提出することは当然である。州のランドロードとテナント法にも、現在(/以前)の家主/不動産屋と雇用先の2枚のリファレンスが最低限必要だと書かれている。2枚と書いたけれど、不動産屋も職場のHRの人も対応に慣れているのでスムーズに対応をしてくれる。

他に、現在結んでいる不動産屋との契約では、友人だか知り合い枠として、各人1人ずつリファレンス照会先として連絡先を書かせてもらった記憶がある。友人枠へは、通常連絡がいくことはないようだ。

ちなみに、賃貸契約ではないが、セカンダリーの入学試験の際に必要なリファレンスも2だか3箇所だったと思う。

 

それにも関わらず、彼女は5箇所ずつ、合計10箇所だとおっしゃった。しかも、連絡先だけ書かせてもらう/若しくは電話をするというのではなく、Eメールでも良いので「レターで推薦文を送ってちょうだい(^^)」と笑顔で仰せになった。

カナダでは何かとリファレンスを出してと言われるので、探せばいくらでも大枠のフォーマットはあるだろうけど、何人にも頼んでまわるのは、リファレンス社会で育っていない日本人としてはちと気が引ける。

 

こういう場合、1番に思うことは、”自分たちがローカルではないので、自分のユニットに入れたくない”のではないかということだ。彼女の態度からして、差別という訳ではないと思うが、この土地で生まれ育った人間ではないので、「もし途中で逃げられたら・・・」という思いがよぎったのかもしれない。それで、角が立たないようやんわりと断りを入れるために、めんどくさい条件を出してきたのではないかしら、と。ふと、アメリカに住んでいた知り合いがそういうような経験(断るために無理難題をいくつも突きつけられた)の話をしてくれたことを思い出した。

 

この場合、無理難題というわけではない。

リファレンス自体は頼めるかもしれないけれど、個人契約でリファレンスを集めて提出したところで、ローカルで条件の良いテナント候補者が出てきたら、うちとは契約してくれないかもしれない。また、プロフェッショナル契約ではないので、こちらは色々求められても、こちら側から求められることは少ないのかもしれないなんて思ってしまった。(もちろん州法で保護はされるけれど、不要な戦いは予め避けたい)

リファレンス10枚というのは、アメリカでは普通のことなのかしら。単に、彼女が用心深いのかもしれないけど、10枚というのは初めて聞いたのでこれには驚いてしまった。

国民性によっては、自作自演で事なきを得るようなところもある(薦められたこと多々あり)ようだけれど、そんなことをしてまでどうこうしたいとは到底思えない。

 

というわけで、「多分、うちらのことをウェルカムではないね」と思い、契約へのプロセスをすすめないことにした。

 

 

家主からフォローアップの連絡がきた

「まぁ、次を探そう」と気を取り直して他物件を探していると、その家主からフォローアップの連絡があった。

 

家主:

元気?その後どう? 私の物件を気に入ってくれたかしら?

あなたにプレッシャーを与えたいわけじゃないんだけど、プロセスを進めてくれる場合は、リファレンスをこのアドレスに送ってくれる?

返事を待ってるわ。

良い夜を過ごしてね!

 

と。

 

入れたくないんじゃなかったの~?!

思わず画面を見て叫んでしまった。