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カナダ:2016年と2017年の主要都市別住宅価格の違い

カナダの住宅価格は、全国的に毎年上昇しているような印象があります。長引く不況とは関係なく価格が年々高騰していくのだから、素人目にはとても不思議な現象です。

 

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住宅価格は去年(2016年)よりも上昇

カナダの不動産協会が発表した最新の数字によると、MLS(※)住宅価格指数は去年の同時期よりも16%上昇しており、現在の全国平均住宅価格は$ 519,521で3.5%上昇の見通しであるそうです。

 

※MLS…MLS住宅価格指数(MLS®HPI)は、メトロ・バンクーバーやその他の主要市場における住宅価格動向を測定するためのツール。 グレーター・バンクーバー、フレーザー・バレー、カルガリー、トロント、モントリオール、カナダの不動産協会などのカナダ最大の不動産会社5社によって開発された。

 

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出典:was-last-years-home-down-payment-a-good-investment

 

トロント:20%の頭金分が浮くほど価格上昇 +139%↑

トロントの不動産価格は去年バナーイヤーと言われ、既に住宅購入をした人にとっては大成功を収めた年となったそうです。

例えば、昨年の平均住宅価格$ 685,278で考えると、今年に入ってから平均価値が$ 137,056も上がりました。これは20%分の頭金に当たる価格上昇で、今までで最高の利益計算になるとのことです。 

 

バンクーバー:価格のスライド -49%↓

一方、西海岸の都市では事情が違うようです。住宅価格は昨年のピークからかなりの転落をし、アラームが鳴っているように見えると書かれていました。

バンクーバーの平均住宅価格がついに100万ドルを下回ったため、平均住宅価格である1,104,188ドルで207,827ドルの頭金にて購入した人にとっては49%減となってしまったそうです。

 

こういった背景には、バンクーバーを含むブリティッシュコロンビア州で去年の8月から制度が変わったことが大きく関わっています。外国人のみに課せられる15%の不動産取得税ができたからです。外国人による家や土地の爆買い対策でありますが、実際に住宅を購入し現地で住んでいる人にとっては堪ったものではないので、早く価格が安定してくれることを願うばかりです。

 

カルガリー:わずかに上昇 +13%↑

カルガリーの住宅市場は、原油価格の低迷による数年間の経済的苦境にもかかわらず、価格は11,659ドル上昇しているということでマーケットは楽観的であるそうです。平均$ 453,175の住宅価格の中で、20%にあたる$ 90,635を頭金として支払った購入者である場合、今年に入ってからすでに13%の収益があることを意味しています。 

 

モントリオール:安定して今年も上昇 +21%↑

モントリオールでは、2016年の平均価格が$334,671であったのに対し、2017年には$348,635と$13,964の値上がりが発表されています。

 

 

 ハリファックス:東海岸の中で強みがある +19%↑

ハリファックスでは、市の住宅価格が去年より10,444ドル上がったことに基づいて、19%の平均リターンを経験しており、現在価格は279,362ドルです。

 

 

おわりに

不動産取得税ができたことで、バンクーバーやビクトリアのあるブリティッシュコロンビア州では住宅価格が著しく下落していますが、それ以外の都市では全体的にカナダ全土で住宅価格は年々上昇しています。

基本的に『住宅は買った時よりもほぼ必ず値上がるので、多少無理してでも買いだよ』と言われるのがカナダの住宅事情です。家を買うのは一生に一度の買い物ではないとされているそうで、初めてのマイホームを手に入れる年齢も若め。BMOが出した統計によると、カナダで初めての家を買う平均年齢は25~34歳なんだそうです。年齢的にも周りから「そろそろ初めてのコンドでも買ったら?」と薦められる我が家です。しかしながら、安い買い物ではないのでやはり判断は慎重になります。

 

参考にさせてもらったサイト:Canada's Housing Market - Will Prices Continue to Rise? Report from Zoocasa and RentSeeker.ca