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カナダと日本と韓国と、たまにオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

折角入ったカレッジを差別が原因でたった10日で辞めた話 4/4<完結>

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はじめに

前回までの記事で、一部誤解があったようのでここで付け加えさせてください。

これはあくまで個人の体験であり、カナダの中でも極めて特殊な土地柄で起こったことです。他記事内でも書いておりますが、西海岸に住んでいた頃はこのような体験をしたことはありません。

また、現在住んでいる土地であっても、カナダ人の知り合いや付き合いのある人たちもいますし、外国人へ対して理解のある人々ももちろんいます。この土地に住んでいる人全員が、そうではないということを踏まえて読んでくださると幸いです。

当方の文章力がないために、誤解を与えてしまった方々にお詫びします。

 

以下、ご理解いただける方のみ読んでいただけると嬉しいです。 

 

 

前回までの記事:

www.alena-lib.com

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 いつも前向きでいるだとか、努力し続けるだとか、戦ってみるだとか、そんなことをしてもどうにもならないこともあることを知りました。

 

物理的に無理

できることなら、学業上の悩みだけを抱えていたかった。多少の差別は気合いで乗り切ろうと思っていました。しかし、その後のテストで2回続けて落第点をもらい、物理的に無理なんじゃないかと思いました。

1つは技術テスト中に技術工程を抜かしてしまったため、もう1つは、座学のクイズで出題範囲が増えたことを知らなかったためでした。

技術工程を抜かしてしまったのは、そもそもインド人と私だけ実習ができなかったために、最終確認ができなかったことが原因です。教科書の内容と実際の実習でやったこととは、少し工程が違っていたのです。

座学の方ですが、実は学校開始早々ランチルームには居場所がないと悟ったので、外に食べにいくようにしていました。どうもランチタイム中に先生から出題範囲変更の話があったようですが、誰も教えてくれなかったので気づけませんでした。

 

差別?人徳の無さ?

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差別なのか、単に人徳の無さなのかもわからなくなってきました。いつもペアワークとなるインド人に、「このことを知っていた?」と質問してみましたが、「え?当然アリーナも知ってると思ってた」とだけ言われました。差別なんかは「協力して乗り越えよう」というような考えはなかったみたいです。私が甘いだけのようでした。 

さすがに落ち込みました。語学学校のクラスメートらと業後にお茶したり、残って課題をこなしたり、遊びに出かけた日々のことを思いだしては悲しくなりました。西海岸での生活を思いだすと、ここが同じ国だとさえ思えません。

 

クラスは変えられない

一方、他クラスでは、クラス内に差別感情が少ないところもあるみたいです。やはり先生の態度や姿勢にもよるのでしょうか。ローカルの子でも、ランチルームで話しかけてくれる人が何人かいました。(ランチルームの奥に個人ロッカーがあり、休憩室のようになっています)

他のクラスには、私に話しかけてくれる人やアジア系の人も何人かいたので、クラスを変えてもらえないかと学校運営に相談に行ったこともありました。しかし、クラスによってカリキュラムの進め方が違うため、今から変えることはできないとのことでした。

 

卒業後は「国に帰る」か「違う学校に入りなおす」の二択

ランチルームの中で就職についてのトピックが出た時に、卒業後の進路について質問をしたところ、先輩からこんな話を聞きました。

「移民はこのカレッジを出ても、「国に帰る」か「違う学校に入りなおすか」の二択だよ。」

「残念だけど、あなたなら中国系だとかアジア系以外の就職は、この土地では難しいわ。みんな苦戦してるもの。私もこの事実を理解するまでに時間もかかったし今も納得できてないけど、卒業して半年就職先が見つからなかったら、オンタリオ州の学校に入りなおそうと考えてるの。」

彼女は中国系のフレンドリーな女性でしたが、その答えに愕然としました。周りの人たちも気まずそうにしていました。たまたま目が合った人が首を横に振りました。

そして、私は全てを悟りました。この土地って独特すぎます!

差別を我慢した結果、国に帰るか、違う学校に入りなおすしかない?

 

それでは、「このカレッジで学ぶ意味」って何なんでしょう。

 

退学

これは難しいと思いました。今までの濃すぎる数日間を踏まえ、ついに「退学」を決意しました。 

差別なんかに屈しない。卒業して良いところに就職して見返してやるさ。これが私の唯一の希望でした。しかし、現実はあまりにも残酷でした。まさか勉強内容よりも、差別につまずくだなんて、大都市に住んでいる人には想像がつかないかもしれません。

こうして、私は折角入ったカレッジを差別が原因でたった10日程度で辞めたのです。(日数を数えたところ、実質13日間でした)

 

 ところで、学校運営とは揉めました。恐らくマニュアル通りですが、退学することを引き止められました。しかし、差別の話を出し実際に起こった話をすると、態度が変わりわりとすんなり辞めさせてくれることになりました。

最後まで「あなたの思い過ごしじゃないの?」と決まり文句を言われただけで、謝罪の言葉等は一切ありませんでしたが…。

 

Email

しばらくして、学校の校舎代表者が変わったというEmailが届きました。

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これは当校を中途退学してしまった方へのみ送っているEmailです。

今回人事の異動があり、当校舎での代表者は〇〇へと変わりました。

(中略)

学校内のスタッフも一新して新体制になりました。

アナタも再びここで学びなおしてみませんか?

学ぶことに遅すぎるということは決してありません。

ぜひ素晴らしいキャリアを当校からスタートさせましょう! 

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私がいた時の学校代表者は赴任してまだ数か月だという話だったので、このメールには驚きました。もしかすると、インド人や他のクラスの外国人らも何人か学校を辞めて、代表はその責任を取らされたのかもしれないと思いました。

 

あとがき

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この記事を書いたことには、2つ理由があります。

ありのままの事実を伝えたかったから

もしこの土地に引っ越してくる前に、差別風潮のある土地だという情報を知りえていたらと思うと無念でなりません。当時検索した時には、町についてポジティブな情報ばかりが出てきました。まさか未だにこんなことが起こっているだなんて、微塵の想像もつきませんでした。

しかも、ここは移民の国カナダです。

西海岸でのカナダ生活は素晴らしいものでした。同じカナダ内だし、似たようなものだろうと勝手に決めつけていました。それがいけませんでした。

もし数年前のあの時、ネガティブな情報も知った上で、総合的に考えて引っ越しを決められていたら…と、どうしても思ってしまうのです。

土地の名前は内陸地とだけ言わせてください。調べたらすぐわかると思います。

 

ところで、この土地に住む上でもちろんポジティブな面もあります。日本人が少ないということで、必然的に外では英語を話すことになり英語力は格段にアップしました。発音もアジア訛りがきついと全く通じない土地なので、相当改善されたと思われます。早いスピーキングにも余裕でついていけるようになったのは、相手が外国人だからと言ってゆっくり話すことをしない人たちのおかげだと思います。

このように物事にはポジティブサイドとネガティブサイドがあるわけですが、両面を知った上でこの土地に来れていたのなら、覚悟が全く違っていたのに…とよく思ったので、今回勇気を出して情報をシェアしようと思い記事を書くに至りました。

 

気持ちの整理のために

そろそろ次へ進まなきゃと思っています。今のスキルでは良い就職が難しいので、今度こそカナダで進学・卒業したいのです。ここは田舎で選択肢が少ないにもかかわらず、希望者自体は多い(世界から留学生や移民が沢山来ている)ので学校の倍率が異様に高く、入学資格も異常に難しくなっています。

西海岸へ1人で行くのか、東海岸へ2人で行くのか、現実は夫の仕事があるので難しいですが、引っ越しをしたい旨を夫に相談したところ、彼も同じ気持ちでした。

同じ土地であっても、移民や外国人留学生が多く、外国人への扱いも慣れているような学校ではさすがにここまで酷くはないと思います。ですから、そういった学校へ通うことも選択肢の1つかなとは考えています。

夫はアジア人だということで、ここでの土地柄から就職が難しいということもありますが、「専業主婦」になることに理解を示してくれています。しかし、私自身が働きたいタイプなので、そのためにはやはり第一歩は学校へ通うことだと感じます。

 

とにかく、いつまでもクヨクヨはしていられません。周りは変えられないので自分が変わらないと♪ですね。今では事実を受け入れられましたし、気持ちも切り替わっていますので元気復活です。

また、ブログをきっかけに新しい方々と出会えて、日々沢山の幸せ・癒し・笑い・知識などを分けてもらっています。いつもありがとうございます(*'▽')

色んなブログへお邪魔することが本当に楽しみです☆

 

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さぁ、次のステップへ!

 

シリーズ化となりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

 最後にもう一度。私の書き方が悪いがために、一部の方に誤解を与えてしまったことにつきまして、重ねてお詫びします。

 次回からは、通常の記事に戻ります☆