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カナダと日本と韓国と、たまにオーストラリア。人生真っ盛りという意識で生活したい

カナダ人は日本人と似ている部分が多い

カナダの国旗

海外に出てから様々な国籍の人たちに出会ってきました。何十か国もの人たちを見て思うのですが、カナダ人は日本人と似ている部分が多いように思います。

 見た目は全く違ったり、育った環境も違っていたりするのですが、不思議なことにスタンダートな価値観が似ている人が多いようで、日本人にとってカナダ人はとても付き合いやすい人たちだと私は思います。

 今回は、私が感じる一般的なカナダ人との共通項を書いてみようと思います。

 

お世辞を言いあう

 以前オーストラリアに住んでいたことがあるのですが、オーストラリアの人たちは自分の気持ちをとてもストレートに表現する人たちがほとんどでした。ということで、外国人はこうなのね?と感じていた自分にはとても驚いたのですが、実はカナダ人はお世辞を言いあうことが頻繁にあります。

 例えば、「髪型かえた?いいねー!」「その服似合ってるよー」などと、お互いにちょっとしたお世辞を言い合う場面は町中でよく見かけます。

 また、これは少しお調子者な感じの人の例ですが、「さすがっ!」とか「君ってサイコー!」などとお世辞を言うこともあります。これかは何も特別な例ではありません。

このように、カナダ人たちはまるであいさつ代わりであるかのように、お世辞を言い合うのです。

 

 カナダ人の特徴は、オーストラリア人や他のザ・英語圏の人たちとはかなり違うように感じたので、一度気になってカナダ人たちに理由を聞いてみたことがあるのですが、「特に意味はない」そうです。笑

 

そして少し考えた後、

A:「しいて言うなら、”Make you happy”とか”Feel you good”のためだよ。お互いにね。」

B:「あくまでさりげなくね。わざとらしくしちゃダメなんだ。」と言っていました。

 

どうやら、ちょっとしたお世辞を言うことは、人間関係や会話をスムーズにするためのワンクッションであるようです。

 

 お互いに気分が少しだけ良くなるようにって素敵なことだなって思ったのですが、これって日本に少し似ていませんか?

 

「さすが部長!今日のスコアも調子が良いですねー!」

「いやーたまたまだよ。君の方こそ、ずいぶん腕を上げたじゃないか。」

 

「あーら、○○さんってば、今日も一段とお綺麗であそばすこと。」

「いえいえ、奥様にはとてもかないませんわ。」

 

 すいません。例がベタですけど、日本っぽいなって思いました。

 

 カナダ生活の中で、お世辞の言い合いが聞こえてくると、こういうことを思いだしてふふふと笑ってしまいます。

 

本音と建前がある

 こちらも驚いたんですけど、カナダ人には明らかに本音と建前という考えが存在します。オーストラリアでは良くも悪くも皆ストレートだったので、初めてカナダ人の本音と建前を目にした時は心底驚きました。

 しかし、この文化についてストレートな国から来た人たちは、この本音と建前との境界線みたいなものによくつまずいているようです。

 

 こんなことがありました。ビオレッタはヨーロッパ出身ですが、彼女の国はとてもダイレクトな国です。ある日、集まったみんなで話をしている時に、カナダ人女性にパーティーに誘われました。

 

カナダ人女性:「パーティーをやろうと思ってるから来てね!」

 

 カナダ歴が短いことと、控えめで大人しい性格のビオレッタは、新しい人たちと出会えるチャンスかもしれないとパーティーを楽しみにしていました。しかし、何日経っても一向にお誘いがこないので、勇気を出して聞いてみたところこう言われたそうです。

 

カナダ人女性:「え?!パーティーは先週だったのよ。あなた以外は全員カナダ人だから、もしかして気を遣うかなと思って(誘わなかったの)。次回は絶対誘うわね!ごめんなさい。」

 

ビオレッタにとって、この出来事はすごくショックだったと私に打ち明けてくれました。

 カナダ人の方からしてみれば、恐らくパーティーの予定の話をしていた時に、たまたまビオレッタがその場にいたから一応声をかけただけだったようです。でも本音としては、ビオレッタとの間柄はまだ顔見知り程度なので誘うほどではなく、言わなくても雰囲気からわかってくれるだろうと思っていたんじゃないかなって感じました。

 

 私の感覚では、カナダ人が本当に誘いたい時は帰り際に再度「じゃあ、決まったら連絡するね」と言ってくれたり、調整のために、準備や当日持ってくる物(やドレスコード)について何度も確認をしてくれたりすることが多い気がします。

 こういうことって、日本人だったら声のトーンとか、雰囲気とか、目配せとかで、同じ言葉を言っていたとしも、意味が全く違っていたりすることに気付きますよね。カナダ人にもそういう部分があり、コモンセンスが似ているように感じます。

 

<番外編>最近のビオレッタ

 ビオレッタはまだカナダ文化を勉強中なのだそうですが、最近少し慣れてきたようです。

 先日久しぶりに会った時に、「アリーナ、髪の毛切った?似合うね。」と開口一番に言ってくれたので、出会った頃のことを思い出して笑いました。彼女はお世辞を言えるようになったのです!

 

 私の返事?それはもちろんこうです。

「ありがとう。でも、あなたの髪型の方がもっと素敵よ!」

 

2人とも大笑いでした。

 

おわりに

  いかがでしたか。カナダ人と日本人との共通点を知っていくにつれて、私の中でカナダ人への親近感が増してきています。

 カナダは大国なので、土地によって多少の文化や雰囲気の違いなどはあるのですが、遠く離れた異国である日本と共有できる考えがあるだなんて不思議だと思いませんか。こう言ったことから、日本人にとってはカナダ人との付き合いはしやすいと思うのです。

 私が感じるカナダ人と日本人の共通点はまだ沢山あるので、そのうちまたご紹介しようと思います。