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LIB - Life in Bloom

カナダ移民の雑記

イングリッシュネームをつける?本名のままにする?

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イングリッシュネームという言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは字の通りですが、「英語名」という意味です。

 アジア人の名前は英語スピーカーには覚えずらいものが多いようで、名前を覚えてもらうために別称だとか通称としてこのイングリッシュネームを持っている人は少なくありません。

 海外で自分の名前がなかなか覚えてもらえなかったら、イングリッシュネームを持つという選択肢もあります。

イングリッシュネームを持つことの利点 その1

 日本人は本名で生活している人が圧倒的に多いです。イングリッシュネームを持つだなんて、日本人には気恥ずかしさもあるでしょう。しかし、イングリッシュネームを持つことには利点もあります。

 1番はやはり覚えてもらいやすいということです。何度も顔を合わせているのに、名前がなかなか覚えてもらえないというのは、こちらが寂しいというだけではなく相手にも思いだせないストレスを与えてしまいます。

 「なんかニックネームないの?」と私も何度も聞かれたことがありますが、日本名でのニックネームを言ったところで、意味不明だったり結局発音しずらいことが多く相手を何度も困らせてしまいました。外国人にはなじみのない名前を持つ人は、イングリッシュネームを持つと便利だと思います。

 

イングリッシュネームを持つことの利点 その2

 海外で仕事を探している人であれば、レジュメ(履歴書)が通りやすいという利点があります。北米ではレジュメを何十通送ってもなかなか面接にたどり着けないということがあります。

 名前は採用側に一番に目に留まるものであり、それが馴染みのないものだと北米の文化背景がない人かもしれないだとか、下手をすると北米の文化を知ろうともしない人だと捉えられてしまう可能性があります。

 「名前を見た瞬間に却下もありえる」と某石油会社で採用担当マネージャーだった方から聞きました。冗談半分に話していましたが、半分は本当だと私は捉えました。

 (※この話は公な話ではありません。公で話をすれば大問題になるからです。茶飲み話で聞いただけです。しかしながら、こういった背景は英語圏なので当然ありえることだと思います。)

 

 私の経験では、イングリッシュネームでレジュメを提出すると面接に呼ばれる機会が圧倒的に増えました。それまでは何度送っても音沙汰のなかった会社から、イングリッシュネームで応募しなおしたところ、数日後に面接案内の連絡やスケーリング(電話での簡易面接)の電話がきたということがあります。

 経歴に自信があれば和名でも全く問題はないのですが、特別なスキルだとカナダで認定されるものを特に持たない私には、最低でも北米文化に溶け込もうとしているというアピールになるのかもしれません。

 

イングリッシュネーム不要な人たち その1

 ところで、私が思うには、明らかにイングリッシュネームが不要な人たちがいます。英語圏にも通じる名前を持つ人です。正直羨ましいです。

 例えば、女性ならナオミ、エリカ、ヨーコ、アンナ、エミリ、マヤ、ケイ、メグ、リサなど、この辺りの名前だったら普通に海外でも通じる名前なので、イングリッシュネームを使う必要はないと思います。

 男性だったら、ジョージ、ケン、ケイ、ショウ、ジン、タイラ、などでしょうか。あまり例が浮かびませんが、このあたりの名前は海外でも馴染みがあると思います。

 

イングリッシュネーム不要な人たち その2

 苗字が世界に通じる人たちもいます。こういう人たちも覚えてもらいやすいので、イングリッシュネームは不要でしょう。

 例えば自動車メーカーの名前を持つ人。苗字がスズキ、ホンダ、トヨタ、マツダであれば、間違いなく初めの自己紹介で興味を持ってもらうことができます。

 特にトヨタという苗字はセレブリティ感溢れる響きなので、もうそれだけで大ウケします。トヨタ車は日本でいうベンツだとかBMWのような位置づけですし、「やっぱりプリウスに乗ってるの?」などと冗談を言われながら会話のキッカケが生まれることでしょう。

 他に、苗字ではありませんが、スバルも高級車なので名前に誇りをもって下さい。

 

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番外編

 番外編として、キャッチコピーのように自分の名前を覚えてもらう人たちがいます。例えば、ユミちゃん。ユミちゃんは単体で名前を覚えてもらうのは難しいのですが、「You and Meだよと一言説明をすることでいつもすぐに覚えてもらえてます。これはとても良いアイデアだと思いました。

 男性でテッペイという名前の人がいました。その人のキャラもあると思いますが、名前で笑いを取り、見事に一発で覚えてもらっていて感心しました。

 テッペイ君:「僕の名前はテッペイだけど、難しいと思うので名前の頭文字を取ってTPと呼んでください。TP as a toilet paper(トイレットペーパーのTP)です。」

 これには大爆笑でした。確かにトイレットペーパーのことをTPと略していうことがあるのです。こういうキャッチーな名前が考えられれば、イングリッシュネームを利用しなくても良いですよね。

おわりに

 例えば大都市で生活するのあれば、イングリッシュネームでなくても差支えがないかもしれません。日本人名に慣れている人も多いでしょうし、できることならば本名で通したいものです。

 一方で、今住んでいる町では日本人がほぼいないので、イングリッシュネームを使っていたら便利だっただろうなぁと思うことがしょっちゅうあります。その頻度たるや、いずれ正式に名前を変えてしまおうかというほどです。

 

 実際に使用するまではいかなくても、自分のイングリッシュネームを考えてみるだけでも楽しいものです。滅多なことでは使いませんが、私も一応イングリッシュネームを持っています。適当に語学学校の先生からつけられた名前でしたが、イングリッシュネームを使って生活していた時期もありました。

 あなたはイングリッシュネームをつけますか?本名で生活しますか?一度考えてみるのも面白いかもしれません。